石垣空港はいたってシンプルだった。写真は古い空港だが、新しくなってもやっぱりシンプルだ。石垣から西表へはフェリーで渡ることになるため、空港から港まで移動しなければならない。港へはバスもあるが、タクシーの初乗りが安いのでいつもタクシーで桟橋へと向かってしまう。1000円でお釣りが来たと思う。たぶん歩けない距離ではないだろうが、暑いしダイビング機材などがあるので試したことはない。タクシーに「離島桟橋」と告げれば、すぐ連れていってくれる。
西表島行きには大原，船浦，上原という３つの港への便があり、どれを利用するかは滞在する場所で選ぶ。ちなみに上原行のフェリーは八重山観光，船浦行は安栄観光。西表ではいつもブルーポイントさんにお世話になっているので、行き先は上原。 石垣港から上原まではフェリーでおよそ40分の船旅だ。港の海の色からして、ミルキーグリーンでなかなか美しい。白濁しているので、ニゴリはかなりのものだろう。港を出てしばらくは穏やかだが、リーフを出るといきなりウネリが強くなってくる。西表に近づくまでは、たいていグラングランだ。 港に着くと、宿やダイビングショップの送迎車がたくさん来ている。西表島にはいわゆる流しタクシーやタクシー乗り場がないので、事前に港から宿までの足を確保しておく必用がある。乗船する船を宿に電話しておけば、港まで迎えに来てくれることだろう。船の最終は、夏の時期で17:00くらいなので、東京から当日、西表島に入ることができる。海が荒れると上原や船浦便は欠航することがあるが、大原行きはよほどでないと欠航はしないようだ。
◇いちばん通ったダイビングスポット西表島
西表島は、世界でも有数の美しい海を持つ島で、我が家はいちばんダイビングをたくさんしているところ。空港が無く、大きなリゾート私設もなく、開発が進んでいないことが幸いしているのだろう。隣の石垣島の海は、どうしようもない状態なので、石垣のリゾートに宿泊して西表へダイビングやシュノーケリングに足をのばすという人も多い。
◇ブルーポイント
ずーっとお世話になっているダイビングショップ、ブルーポイント。家族ぐるみでおつきあいしていだいてます。
◇満ちても沈まないバラス島
珊瑚のかけらでできた２つの小さな島で、上原の沖に白く頭を出している。潮が満ちても、全部沈むことはないようだ。時々、ダイビングの昼食に立ち寄ることがある。周囲はけっこうきれいなさんご礁で，ダイビングポイントにもなってる。シュノーケリングのポイントとしてもいいところだ。年々大きさが変わっているということだが・・・・ ばらすとう。 全体が珊瑚でできた小さな島。島の周りはシュノーケリングには最高のポイントで、さまざまな種類のサカナたちと珊瑚を見ることができます。海水浴には深すぎますがライフジャケットを着て浮かんでいるだけでも気持ちがいい。上原港からグラスボートが運行している。
◇メチャ小さなクマノミみっけ
◇星砂の浜
星砂で有名になった浜。星の形というかコンペイトウ型のサンゴの砂が見られるが、砂を手にとって探さないと見つけられないくらい少なくなってしまった。一説によると業者が取りすぎてなくなってしまったとか・・・・実はもっと見られる場所があるのだが、連れて行ってもらっただけなので、説明できません。西表に来て３回目くらいだったか、20年ほど前、ビンに入れて持ち帰ったものです。ここは、流れもなく浅瀬で、ちょっとしたシュノーケリングのポイントでもある。トイレやレストラン、有料シャワーなどの設備もある。
◇月ヶ浜
西表島で一番人気の海水浴場。ここは砂がとても細かくて美しく、岩場やサンゴがなくて、海底も砂なので、いわゆる海水浴には最高の場所で裸足でも安心なところ。逆に珊瑚がほとんど無いためシュノーケリングにはまったく向いていない。トイレなどの設備もなし。夜、この砂浜に寝そべって星を眺めると、それこそ手がとどきそうなほどに一面の星空が広がっていて、美しい。ここで一晩明かしたこともある。
