物品研究

iPod shuffle

2006年9月27日のWhat's New にも書きましたが、iPod を Apple Store のWebショップでオンライン購入すると、好きな文字をレーザーで刻印してくれるサービスがあります。

ある時、テレビ番組の中で荒川静香さんを取材したドキュメントVTRを見ていました。その時に、彼女が使っているiPod を見せてくれたんですが、そのiPodはシルバーメタリックの鏡面ボディでピカピカと輝いていました。

それで、そのiPodの裏側の上の方に、XX Olympic Winter Games Torino 2006 なんたらかんたら(ゴールドメダルが何とかとかあったかも)と刻印されていたんですよ。それを見ていた番組のゲストさんたちは、「すごい、(オリンピックで優賞すると)あんなのくれるんだぁ」とか言っていたのですが、上の事実を知っている Mar は、「あっ、そうか、自分でも作れちゃうわよねぇ」とか思ってしまったのでした\(^^)/

このことより前に、ビデオのページでもご紹介してたんですけど、ページを起こしているうちに、だんだん欲しくなってきちゃったんですね。でも、このまま買っちゃうと単なる衝動買いになってしまうし、これは子供の教育にも良くないなぁ、とか考えていたら、ありましたありました、購入を正当化する理由が。

誕生日プレゼント。 ただし、娘の誕生日なんですけど・・・

娘の物なら「ちょっと貸して」と言って使えるでしょうし、学校へは持って行かせないようにすれば、事実上、平日は Mar の物です。これをターゲットにしようと旦那と相談していろいろと決めていきました。

Apple Store(Japan) まずは機種です。まだ16歳なので、nano は贅沢だろうということで、shuffle に決まりました。とても小さい機械で、大きさは記念切手ぐらいしかありません。本体はクリップになっていて、シャツの合わせやベルトに止められます。

iPod shuffleこの写真が iPod shuffle です。左上の丸いのは一円玉で直径2cmです。アップルマークの上の方に何やらスジが見えますが、これがサービスで入れて貰った文字列になります。

こんな小さなサイズなのにメモリは1GBあって、約250曲は持ち歩けるらしいです。それを聞いて旦那は、「俺のエクスルージュ(Exrouge : MP3 Player)は128MBで3万円近くしたのに・・・」とショゲていました。仕方がないので、「ほらほら、文字のデザインを考えてよ」と仕事を与えて忘れさせることにします。

旦那はいろいろと調べていたようですが、shuffle の場合はサイズが小さいので、全角18文字か半角38文字で一行しか文字が入らないようでした。

「ハッピーバースデーじゃあんまりだよなぁ」旦那が悩み始めました。「名前を入れれば落した時に戻って来るかも」って、幼稚園児じゃないんだから。そして何かを調べに行ってしまい、戻ってきた時に出した文字列(名前は伏字)がこれ。

to XXXXXX at Sweet Sixteen :-)

shuffleに刻印した文字

「Sweet Sixteen って唄のタイトルみたいね。」と言うと、何か別の意味があるようで、旦那に言わせると、「APPLE 好きな人ならピンとくるはず」なんだそうです。APPLE 社だからこそ Sweet Sixteen が「かわいい16歳」以外の意味を持つんだそうですが、そんなのわかんないわよ、フツーの人には。

ということで、Web からオンラインで文字を指定して注文です。費用は、本体が税込みで\ 9,800、送料は無料ですから定価分の支払いになりました。注文してから到着までは約10日かかりましたが、娘の誕生日には充分間に合いました。プレゼントされた当人は「あっ、新しいヤツだぁ」となかなかの満足具合でした。

この shuffle はシルバーのツヤ消しになっていて、なかなかオシャレです。刻印した文字も出しゃばらずほとんど目立たないので、シックな印象で好ましく思えます。


本体以外に必要となるもの

標準で付いてくるもの以外で、と考えると、パソコンがあります。それとそのパソコン上で動くiTunes(APPLE のサイトから無料でダウンロードできます)。その他には音源ですね。

さて、Mar のうちには旦那が使っているパソコンがあって、「子供に取られてしまった」機械では Windows98 が動いています。旦那は当初このパソコンを使えばいいと考えていたようなんですけど、どうも iTunes がまともに動かないようであることが発覚しました。

それでは、と普段は使っていないノートパソコン(こちらはWindows2000)を貸して使えるようにしようとしたのですが、USBから取り出せる電流が少ないので shuffle 本体の充電ができないこともわかりました。

それで、追加購入。

iPod USB 電源アダプタ
  送料・税込 \ 3,400

これは、USB経由で shuffle が充電できればいいだけですから、ここ2〜3年でパソコンを買った人には多分不要なものかも知れません。

データの登録

iPod 類はどうも iTunes がないとどうしようもないようです。旦那と娘は、あっちの言葉を使いながらあーだこーだやってるんですけど、Mar にはチンプンカンプン・・・

娘は自分で買ったCD類をメディアプレーヤーでパソコンに登録していたようなんですが、そのデータを他の機械へ移すと再生できなくなるようで、旦那にそういう設定を外しとかないとダメだよ、と知らされて青くなっていました。でももう一度 iTunes で登録しなおせばいいみたいなので、ま、暇になったら、とか言ってました。

実は、旦那は自分でも買おうかと考えていたようなんですが、iTunes は複数人での使用を考えていないようで、iPod 内のデータが全部書き換わっちゃうからパソコンが2台必要になる、と言ってました。で、あきらめたっぽいんですが、どうなってるのかな?

娘の方はその後技術を身に付け、フンフン言いながら問題なく楽しそうに使っています。近頃はヘッドホンのケーブルがじゃまなのか、外付スピーカーのかわりに大きめのヘッドホンを横に置いたまま鳴らしているようです。

音楽データの登録そのものは、慣れてしまえばどうってことはないようです。


さて、昼間で娘がいない時にはちょっと借りて使ったりしていたんですが、娘の好みの曲ばかりなので、やっぱり Mar はあまり使わなくなってしまいました。

この手のモノってパーソナルな道具として、ガンガン好みに染めて使うモノなんでしょうね。Mar は CD で聞いていればいいかな、と、ちょっと置いて行かれた感じがしています。

こういう道具を自在に使えるっていうのは羨ましいですね。若いって、い、いや、これは言わずにおきましょう(^^;)。


サイトマップ



(C) Copyright 2005-2008 まぁ(Mar) All rights are reserved.

物品研究:iPod shuffle