ハナノキ Acer rubrum var pycanthum(カエデ科)
山地の湿地に生える雌雄異株の落葉高木。葉は浅く3裂し長さ5〜8cm,裏面は粉白色,葉柄はそれより短いか長く淡紅色。花期は4月。花は紅色でがく片は長さ3o花弁はやや短い。雄花には長い雄しべが5本,雌花の雄しべは短い。雌花の花の花柄は花後のぴて果実は長い柄で垂れ下がる。果実は羽を含め長さ2cm。花が美しいので「花の木」とつけられたが紅葉も美しい。
<分布>岐阜・愛知・長野県
長野県では、伊那谷南部、木曽南部、大町 その他
植物園のハナノキの紅葉(11月)
奥の赤い木が雄木 手前の大きな黄色い木が雌木
ハナノキの花
4月初めに咲きます。
雄花と雌花
ハナノキの種
翅果(4月撮影)