7. 旅 行 ア ル バ ム (34)

憧れの「板蕎麦」、「さくらんぼ」、「かみのやま温泉」を訪ねて
2009.6.21 〜 6.22


「山形や 食と出湯に 癒されて」
今回の山形県への旅の目的は、「さくらんぼ狩り」と「板蕎麦」を食べ、NHK
大河ドラマ「天地人」ゆかりの「上杉神社」と「米沢市博物館」を訪れること。
そして、温泉は東北の名湯「かみのやま温泉」に浸かり泊まることであった。
山形県上山市の「かみのやま荘」は、10年程前に「さくらんぼ狩り」のシー
ズンに満員で宿泊できなかった、「憧れの宿」であった。
何でも、このシーズンは、3か月前に電話予約受付と同時に部屋が予約で一杯
になるという噂の人気宿である。
※「かみのやま荘」は、「NTT健康保険組合の保養所」である。
予約方法:メンバーは利用日の3ヵ月前の1日から(ビジターは2ヵ月前から)、
「かみのやま荘」にて直接電話で受付けている。
『かみのやま荘』の公式ホームページはこちら!
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◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆
◆【交通・往復】マイカー
【「山形・食と温泉紀行」コースタイム】
(1)【往路】「JR南浦和駅」前から「かみのやま荘」まで
■「JR南浦和駅」前発0520 → 東北自動車道「浦和I.C. 」0550 → 「安達太良SA」着0815(休憩)/
「安達太良SA」発0900 → 「村田Jct」経由 → 「山形蔵王I.C.」着1000 →「JRかみのやま温
泉駅」前着1020
(観光)
※上山の蕎麦屋「味津肥慮(みつひろ)」食事。(1045〜1130)
名物の「板蕎麦」を現地で初めて食した。
※足湯(「味津肥慮」の店の前)(1130〜1140)
※蟹仙洞見学(「刀剣」と「堆朱」の博物館)1200〜1400
※知り合いの「S農園(観光農園はしていないので非公開)」で「さくらんぼ狩り」1430〜1530
■「かみのやま荘」着1545
…………………………
【泊】「かみのやま荘」
…………………………
(2)【帰路】「かみのやま荘」から「JR南浦和駅」前まで
■「かみのやま荘」発0910 → 「S里見農園」着0930(お土産の「さくらんぼ」を購入) → 「S農
園」発1000 → 道の駅「高畠(まほろばの里)」着1030(休憩)/道の里「高畠」発1055 → 米沢
「上杉神社」着1125
(観光)
※米沢ラーメンの店「べに花庵」で昼食(「醤油ラーメン」+米沢牛の串焼き)
※米沢市上杉博物館見学
■上杉神社発1420 → 東北自動車道「福島飯坂I.C. 」着1615 →(途中、休憩二回。安達太良SA、都
賀西方PA)
■浦和インター着1920 → 「JR南浦和駅」前着1945
《上山で「さくらんぼ狩り」》
さくらんぼは、完熟の「佐藤錦」
「S農園」で「さくらんぼ狩り」》
「S農園」は、山形県上山市にあり、「ぶどう」や
「さくらんぼ」の「出荷」を専門にしている農園で、
観光農園としての「さくらんぼ狩り」はしていない。
たまたま私が毎年「さくらんぼ」と「ぶどう」を通
信販売で購入している関係で、「さくらんぼ」の収
穫作業のお邪魔にならない午後の1400以降の時間帯
ならばということで、特別ご了解頂いたものである。
・・・という事の次第につき、農園の名前・場
所等は公表を差し控えさせていただきます。
《「板蕎麦」を地元で食す》
山形名物「板蕎麦」
《地元の人が推薦する店「味津肥慮(みつひろ)」》
「JRかみのやま温泉駅」の駅前で、「さくらんぼ
狩り」のキャンペーンをやっていたので、地元の
観光案内の人に「美味しい板蕎麦が食べられるお
蕎麦屋さんはありますか?」と聞いて、教えても
らったお店がこの「味津肥慮(みつひろ)」である。
手打ち蕎麦はとても美味しく、茹で方も最高だ!
・住 所 山形県上山市新湯6-34
・電 話 023-672-3815
・営業時間 11時〜20時
・定 休 日 木曜日 |
《宿 の 紹 介》
NTT健康保険組合保養所「かみのやま荘」
《「かみのやま荘」の温泉》
「かみのやま荘」は、男女別の大浴場がある。
「かみのやま温泉」は、新湯・十日町・湯町・
高松・河崎・葉山と各地に源泉と宿が散在して
いる。「かみのやま荘」は高松地区にある。
◆【温泉データ】
※日 程 2009.6.21(日)〜22(月)
※旅 館 NTT健康保険組合保養所「かみのやま荘」
※住 所 山形県上山市河崎字反田848
【注】「JRかみのやま温泉駅」からタクシー5分。
※電 話 023-672-0200
※交 通 前記「ご案内」の【交通・往復】マイカーの項参照。
※料 金 メンバーとビジターで料金が多少異なるが、リーズナブルな料金である。
※セールスポイント
上山市、米沢市の観光に適した位置にある。
料理が、上品で美味しい。
料金がリーズナブル。
「かみのやま荘」の浴室
《昔懐かしい山里の風景の中の湯》
「かみのやま荘」は、蔵王山を望む山里の高台にある。
塩化物・硫酸塩温泉で、体の芯から温まると評判だ。
料金等の詳細は『かみのやま荘』の公式ホームページを参照
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§写真で見る『かみのやま温泉』の観光
『板蕎麦』

『味津肥慮(みつひろ)』の『板蕎麦』
『味津肥慮(みつひろ)』の『板蕎麦』は2人前で注文
するシステム。料金は1250円だったと記憶している。
他のホームページで「板そば(二人前)880円 」と書
いてあるものもあるから、天ぷらなしだと880円か?
『さくらんぼ』

『かみのやま温泉』での『さくらんぼ狩り』
『かみのやま温泉』は『上山市』いあり、温泉や観
光関係は「かみのやま」と近年では表記している。『さ
くらんぼ狩り』も観光の目玉として、力を入れている。
※「上山市観光協会ホームページ」は下記URLにアクセスを!
http://www.yukatade.com/
※問合せ先 上山市観光協会TEL.023-672-0839

『さくらんぼ』の計量風景
山形県の寒河江市は観光農園としてさくらんぼを栽培し、
さくらんぼ狩りをやっている農園が多いが、は『上山市』は、
栽培・出荷農園が主体のようである。写真は、こうした栽培
・出荷農園の「S農園」でのさくらんぼの計量の様子である。
かみのやま温泉の『足湯』と『外湯』

『足湯』のある風景
かみのやま温泉の『足湯』は、市内に5ヶ所ある。
■湯めぐり
〜かみのやま温泉は「開湯550年!」
◆【かみのやま温泉、「足湯」と「外湯」のご紹介】
→「足湯・外湯めぐりの地図」は「足湯のパンフレット」参照
http://www.yukatade.com/ashiyu.html
◆足湯めぐり
市内に5ヶ所あり、源泉かけ流し。
散歩がてら利用できる。
利用時間=6:00〜22:00
◆外湯めぐり<公衆浴場>
公衆浴場が市内に7ヶ所ある。
最も歴史の古い「下大湯」はその昔沢庵禅師も入浴したという。
利用料金(1人)入浴料100円
【注】休憩所利用=(1人)300円
http://www.yukatade.com/yumeguri.html
かみのやま温泉の『美術館』について

『蟹仙洞(かいせんどう)』
『蟹仙洞(かいせんどう)』は、「刀剣」と「堆朱(ついしゅ)」
の美術館である。蔵を再利用した独特の雰囲気の建物で、
「刀剣及び郷土人形の展示館」と「堆朱館」に分かれている。
【注】堆朱(ついしゅ)は、彫漆の一種で、油を混ぜた
漆を幾重も塗り厚い層を作り、文様を彫刻したもの。
■ 『蟹仙洞(かいせんどう)』の公式ホームページは下記サイト
http://www6.ocn.ne.jp/%7Ekaisendo/index.html
【注】ホームページの構成が分かりにくいので、下記のサイトからたどると分かりやすい。
http://www6.ocn.ne.jp/%7Ekaisendo/kaisendo.htm
§写真で見る『周辺の』の観光(米沢市)
『米沢』に、謙信・鷹山・兼続を訪ねる!

『上杉神社』
米沢市の『上杉神社』の歴史的遺産の価値の大きさ
を目の当たりにすると、いつも越後は米沢に『いいと
ころを全部もって行かれているなー!』と痛感する。

『上杉謙信像』
『上杉神社』の『上杉謙信像』は、明治9年、上杉謙信と上杉
鷹山を祭神として、米沢城本丸跡に建立されたものである。

『上杉鷹山(ようざん)像』
『なせばなる・・・』の言葉で有名な『上杉鷹山(ようざん)像』を『上杉神社』で発見
して、この言葉はこの人の言葉だったのか!!と感心している人が沢山いる。

『なせばなる・・・』の言葉
この言葉の石碑は『上杉鷹山像』の直ぐ脇にある。
■『なせばなる・・・』の言葉について
原文は「なせばなる なさねばならぬ何事も ならぬは人の なさぬなりけり」だといわれている。
※『上杉鷹山像』の直ぐ脇にある碑文とは、少し違う?
しかし、「なす」という言葉が現代では、あまり使われていないから、若い人には理解しにくいかと思う。
漢字を当てはめてみると「為(な)せば成る。為(な)さねば成らぬ何事も、成らぬは、人の為(な)さぬなりけり」
と書くのが一番しっくり来るというのが通説らしい!
上杉鷹山(出羽国米沢藩の第9代藩主)が極貧の米沢藩の藩政再建を志したとき、藩の武士階級や藩民に対し「藩政立
て直しの心構え」について説いた有名な言葉である。
長いこと日本人に忘れられていたこの言葉が一躍日本によみがえって有名になったのは、ケネディー大統領が大統領
就任の記者会見で日本人記者に「尊敬する日本の政治家は誰か?」と聞かれて、「上杉鷹山」と答えてからのことで
あったという。
又、ケネディー大統領は『なせばなる・・・』の言葉を座右の銘にしていたとも伝えられる。
この言葉、さすがは弱冠18歳で米沢藩主になるや、瀕死の米沢藩に殖産興業を興し、藩政を改革して藩財政を見事に
立ち直らせた上杉鷹山ならではの言葉だと感心する。・・・しかし、そううなずくにも、「上杉鷹山」の伝記物を少し
読まないといけないが、「小説 上杉鷹山」(童門冬二)等を読むと理解が進むと思われる。

『米沢市上杉博物館』
2009年NHK大河ドラマ『天地人』の主人公『直江兼
続』も『上杉神社』に妻「お船(おせん)」と共に墓がある。
としかし、今回の旅では、この墓所を見落としてしまった。
そこで、「天地人博」をやっている「米沢市上杉博物館」
に行って、『直江兼続』に会ってきた。といっても、本当
はドラマの主人公役・「直江兼続役の妻夫木聡さん」の写
真とのツーショット写真でお茶を濁す結果になっただけ!

『直江兼続役の・・・と記念撮影! 』
これが、2009年NHK大河ドラマ『天地人』の主人公『直江兼続』
役・「直江兼続役の妻夫木聡さん」の写真とのツーショット写真!
近年、「天地人」ブームで、『直江兼続』と「米沢」の関係がクローズアップされている。
慶長3年(1598年)、秀吉の命令で「上杉景勝」が越後から会津120万石に加増移封された際、『直江兼続』には出羽
米沢に実質30万石の所領が与えられている。
(その後、「上杉景勝」が会津藩から米沢の地に移封され、米沢藩の「第初代藩主」となった。30万石)
【注】「上杉鷹山」の藩政改革の礎は、実は『直江兼続』の手により当時実行され、記録に留められていたという!
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