1.浦和からの温泉
1-79 雪のかまくら「湯西川温泉」
◆「湯西川(ゆにしがわ)温泉」
平家の落人伝説のある「湯西川温泉」は今回で4回目の訪問で
あるが、雪の時期の訪問は今回が初めてである。
平家が源平の戦に敗れてから800有余年、有名な壇ノ浦の戦
いに平家は敗れ、一族は落人となって、日本各地へと落ちのび
て行った。
源氏側は、平家一族を一人でも生かしておくとその子孫が源氏
の敵となる事を恐れ、追討の手を緩めずどこまでも平家一族を
追い続けることとなった。
平家の落人らは、人里離れた山々の奥へ奥へと逃げ延びて行っ
た。
湯西川もその落人部落のひとつである。
源氏の追手から逃れるため、平家の末裔は様々な工夫をしたと
今に伝えられている。
五月の節句に鯉のぼりをあげない。
鶏は飼わない(時を告げる鳴き声から追っ手を招くから)といっ
た風習などである。
湯西川では、今なおこういった風習が残っている。
●光輝く氷のぼんぼりとかまくら祭 = 2月(1ヶ月間)
かまくらの中でバーベキューをやったり、甘酒をのんだり、
休日にはもちつきや雪合戦などの、イベントが盛り沢山。
■写真(右)は「氷のぼんぼり」作りの作業中
【注】催しやサービスについては、事前に問い合わせを!
※栗山村観光協会
〒321-2712 栃木県塩谷郡栗山村日蔭575
電 話 0288-97-1126
(1)交 通
【送迎無料バス利用】
(今回は「おおるりグループの無料送迎バス」を利用)
・おおるりグループの無料送迎バスが、「JRさいたま新都
心駅」から、毎日運行している。
【注】午前9時00分出発。8時45分には下記集合場所に到着し
ていたい。
・「JRさいたま新都心駅」(西口「けやき広場」の南側、
1階、明治安田生命側、八番館駐車場)→一般道〜東北自
動車道「岩槻IC」〜1時間15分〜「宇都宮IC」〜一般道
【途中、「湯けむり会館」でバス乗り換え。約20分待ち】
〜 一般道〜「湯西川温泉 平家本陣」12時30分着
【注】帰路は、往路の逆・・・2日目の昼ご飯は、「湯西川
温泉 平家本陣」で当日朝9時30分までに申し込むと「湯
けむり会館」に着くとすぐに希望の食事が出る。
10時30分「湯西川温泉 平家本陣」発 〜昼ご飯「湯けむ
り会館」(バス乗り換え)〜「さいたま新都心駅」着14時45
分頃【八番館駐車場でない路上に到着のこともある。】
「湯けむり号」は全車指定席。旅行日の2〜3前にバスの
「号車番号」が決まり、旅館からバスの「号車番号」を事
前に電話で通知してくる。出発時間の15分前には集合場所
に行くことが好ましい。

「ホテルおおるりグループ」の無料送迎車(「湯けむり号」)
「ホテルおおるりグループのホームページ」はこちら
※無料送迎バス以外の交通については、上記ホームページを
参照願います。
(2)温泉紹介
《湯西川温泉「平家本陣」について》
・ 住所 〒321-2601 栃木県塩谷郡栗山村大字湯西川1033
・ 電話 0288-98-0016 ■フリーダイヤル 0120-582-861
●温泉施設
※内風呂(男・女別)=大浴槽、寝湯、打たせ湯、ぬ
るま湯
※露天風呂(男・女別)=扇の湯、庭園露天風呂
●駐車場あり。
●料金【平日、2人1部屋、1泊2食】
6825円【税込み。入湯税150円は別。送迎無料】
※土曜、祝前日は1575円増し。
◆宿泊予約は、下記ホームページを参照のうえ「平家本陣」
まで・・・■フリーダイヤル 0120-582-861
「ホテルおおるりグループのホームページ」はこちら
◆写真説明「平家本陣」の全景(右上)
何十年振りという大雪(40センチくらいの積雪あり)に、旅館
全体が白く化粧されていた。
◆写真説明「平家本陣」の内湯
大きな浴室に、大浴槽、寝湯、打たせ湯、ぬるま湯がある。
◆写真説明「平家本陣」の内湯(打たせ湯)
この「打たせ湯」は、とてもぬるくて、水風呂の感がある。
◆写真説明「平家本陣」の男子露天風呂
「扇の湯」の露天風呂。
大浴場から出て行ける。扇をテーマにした露天風呂。
◆写真説明「平家本陣」の男子露天風呂
「扇の湯」をアングルをやや変えて、アップで撮影。
◆写真説明「平家本陣」の貸切風呂の建物
宿泊者は午後から30分に限り無料で貸切風呂が借りられる。
フロントで午後(1時?)から鍵を借り利用できる。
2日目は、午前10時にバスが出るから、初日午後早めに鍵
を借りるようにしたい。
◆写真説明「平家本陣」の貸切風呂
旅館の建物から裏庭に出てかなり歩く。
雪の時期は、専用の靴を借りて雪道を行く。
階段や斜面があって滑りやすいから注意を要す。
紅い橋を渡って左手にいくが、案内がなく雪の時期は分
かりにくい。
◆写真説明「平家本陣」の庭園露天風呂(男子)
「平家本陣」の名物の「庭園露天風呂」がある。
男子「庭園露天風呂」は、「貸切風呂」の先にある。
雪に埋もれた、ぬるめの露天風呂はいつまでも入ってい
られて長湯にはちょうどよい。
おりしも、小春日和ののどかな日、あたり一面の雪では
あるが、柔らかな冬の日が露天風呂に差込み、外を眺め
れば柔らかな、昨日か一昨日フッタと思われる新雪がふ
んわりと積もっていて、格好の雪見風呂であった。
◆写真説明「平家本陣」の庭園露天風呂(女子)
こちらは女子の「庭園露天風呂」(「姫の湯」)である。
男子「庭園露天風呂」を過ぎて、紅い橋(2つ目)を渡る
と女子の「庭園露天風呂」が右手に見える。
こちらも風情がある。
大雪のため、屋根の一部が破損していた。
「読者の掲示板」はこちら!= 「温泉情報」など、気軽に投稿してね!
「写真入り掲示板」もご覧下さい!