1. 浦 和 か ら の 温 泉



1-65 雪国の雪見風呂「大沢山温泉 大沢館」




(1) 交通


       【写真=右=嵩山の『小天狗』から見る岸壁  2003.11.24撮影】


『嵩山(たけやま)』の詳細は『道の駅 霊山たけやま』の公式ホームページを参照!



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(2) 写真で見る『大沢山温泉』

◆大沢山温泉の『大沢館』


   【写真=右=『大沢館』の渡り廊下  2003.11.24撮影】

『大沢館』は、故郷の豪農の家という感じの宿である。
木造建築のよさが存分に生きている。
右の写真のような、田舎の家の離れのような建築の手法が、秘湯の
宿にぴったりだ。
これから漬け込まれる大根が、長い渡り廊下に無造作に干してある。
そんな、旅館のありのままの姿が絵になる宿であった。


   【写真=右=『大沢館』の露天風呂(外観)  2003.11.24撮影】

『大沢館』には、男女別の『展望露天風呂』と、『展望岩風呂』
がある。
『展望露天風呂』から見える山は、巻機山(日本百名山・1967m)
である。
素晴らしい風格のある山であった。
ガイドブックによっては、「越後三山」が見えるとあるが、これ
は誤りである。
念のため、改めて宿に電話して確認した。

【大沢館のデータ】
●住 所 : 新潟県南魚沼郡塩沢町大字大沢1170
●電 話 : 025−783−3773
●宿泊料 : 12,000円〜(1泊2食付)。
●お風呂 : 露天風呂、内風呂(各男女別)
●特 徴 : 日帰り入浴不可。1人客の宿泊可。

   【写真=右=『大沢館』の露天風呂(男湯)  2003.11.24撮影】

男女別の『展望露天風呂』は、ほとんど同じ造りである。
がある。
『展望露天風呂』は、前に突き出した形の建築なので、
眺望がよい。








   【写真=右=『大沢館』の雪の露天風呂(女湯) 】

    ※写真は、【おとなの旅時間】(2003年・冬号=「るるぶじゃぱん
      臨時増刊号」から引用)
女性用の『展望露天風呂』からは、雪の日には、このよ
うな素晴らしい景観が得られるとのことである。
「やっぱり露天風呂は『雪国の雪見風呂』に限る!」と
思わせる写真である。
【注】遠景に見える山が「巻機山」である。







   【写真=右=露天風呂を出た所の味噌田楽  2003.11.24撮影】

男女別の『展望露天風呂』を上がり、長い渡り廊下から宿泊棟に
着くと、「味噌田楽」と「甘酒」が待っている。
食べ放題、飲み放題で、無料のもてなしである。









   【写真=右=露天風呂を出た所の甘酒  2003.11.24撮影】

こちらは、温かい「甘酒」である。
もちろん、無料である。















   【写真=右=『展望岩風呂』(男風呂)  2003.11.24撮影】

『展望岩風呂』は、2面が大きなガラス張りになっていて、
露天風呂と同じように開放的な建築である。
ここからの、雪国越後の雪見風呂はさぞ、立派なことだろう。
この暮れ、12月27日にご主人が東京のテレビに出演されるとか。
メジャーになりつつある「秘湯 大沢館」であるが、いつまで
も、ご主人は筆者の会った「林栄一」さんでいて欲しい。







   【写真=右=『大沢館の夕食』(その1)  2003.11.24撮影】

『大沢館の夕食』は、3〜4回に分けて、冬場なら、温かいも
のを温かい状態でだすように気配りしてくれている。
又、冷たいビールは、氷が入った桶に入れて出すという気配り
は凄い。
そのビールのグラスは、持つ手が冷えないようにか、茣蓙(ご
ざ)風の巻き物で持つところを覆ってあるのだ。驚いた!



   【写真=右=『大沢館の夕食』(その2)  2003.11.24撮影】

『豚肉の角煮』は、脂っこくなくて、とても美味しい!















   【写真=右=『大沢館の夕食』(その3)  2003.11.24撮影】

『デザート』は、白玉団子とよもぎ団子の善哉。これも美味しい!
写真には、魚沼産コシヒカリ100%の「御飯」と「のっぺ汁」
も写っている。











   【写真=右=『大沢館の地ビール』 2003.11.24撮影】

大沢館の地ビールは、『八海山泉ビール』!
ビールを氷の入った樽に入れて出してくれた。
1泊2食、12,000円の宿泊料の宿としては異例中の異例!
















   【写真=右=『いろり談話室』の品々  2003.11.24撮影】

『いろり談話室』には、ヨモギやキビの堅餅(かき餅)や、焼き芋、
おにぎり(各自が刷毛で味噌を塗って焼く)等が置いてある。













   【写真=右=『いろり談話室』毎夜の出来事  2003.11.24撮影】

『いろり談話室』の脇の玄関には、トマト、柿、林檎、胡瓜などが
山の水で冷やしてある。
漬物に、粽(ちまき)に黄な粉までが無料で用意され、誠に心憎い
夜食の用意である。

これでは、もう一度宴会といきたくなる。
そこへ、ご主人「林栄一氏」が毎夜、八海山の一升瓶を下げてきてく
れるのが通例らしい。
筆者は、コップに並々と注いでいただいた。1合はあろう!
ご馳走様でした。
林さん、あなたのサービス精神には、感服いたしました!(^。^)m(__)m










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