1. 浦 和 か ら の 温 泉
1-54 御岳山〜日の出山と『松乃温泉』
御岳山(929m)は、JR御嶽駅からバスで「滝本駅」というケーブルカーの山
麓の駅まで行き、そこからケーブルカーに乗ると、あっけなく登れるのだが、
バスは1時間に2本程度で、10分乗るから、待っている間に30分掛けて歩
いた方が早いと思ったら、久し振りの登山で登りの山道に40分掛かってし
まった。
ケーブルカーで高低差400mを6分で登った時には、ケーブルカーの威力の
凄さを感じたものだ。
ケーブルを降りて、20分石段の道を歩くけば「御岳山山頂」である。
御岳山の頂上には「武蔵御嶽神社」があり、豪壮な社殿が建立されている。
ここが、御岳山の頂上だが、眺望はなし!
【写真=右=『武蔵御嶽神社』 2002.3.16影】
漢字の勉強・・・JR御嶽駅、武蔵御嶽神社、御岳山(と、「嶽」と「岳」の字が
違う!)
御嶽神社に参拝したあとは、神代欅の大木の所まで戻り日の出山への分
岐の道を歩く。「日の出山」(902m)まで、約1時間である。
「日の出山」〜「吉野梅林」の間は、約2時間20分である。
「日の出山」の眺望は、かなりいいのだが、私が行った日は、薄曇りであ
まり見晴らしはよくなかった。
ガイドブックによれば、何でも、東京のスモッグのせいで年に何回かしか、
素晴らしい眺めとはならず、もやが掛かったようになるらしい。
【写真=右=『日の出山山頂』 2002.3.16影】
御岳山の頂上からは、御岳山(929m) → 「日の出山」(902m) → 「吉野
梅郷」(推定400m)と、ほとんど下りで、楽なコースである。
「吉野梅郷」(推定400m)→「日の出山」(902m) は逆コースで、かなりき
つい登りのようだ。
それと知らずに某新聞社の企画の「ハイキング」は、初老の女性も多く参
加していたが、疲労にあえいでいるおばあさんもいて、「だいじょうぶかなぁ
!?」と思ったことである。
松乃温泉『水香園』は東京の温泉とは思えない風雅な温泉である。
そこには、奥多摩の山と多摩川の清流、そして広い庭園に温泉、心を癒す
す総ての条件が揃っていた。
JR青梅線川井駅から徒歩10分と、交通の至便さも魅力の一つ。
3000余坪の庭園には、梅・桜・ツツジ・山吹・山百合など、四季折々の花
が咲き、点々として大小の離れ形式の客室が風情を醸している。
庭園の景色と、多摩川の流れが綺麗な風雅な宿に、「ジジ」という「猫びよ
り」という猫の専門誌にも載ったという名物の猫がいて、これまた絵になる
のでした!
【写真=右=『松乃温泉 水香園』2002.3.2撮影】
風雅な趣の水香園の門構え
(梅がよく似合う!)
○(俳句)「観梅に湯の香求めて古里の道」
【写真=右4枚=『吉野梅郷』2002.3.2撮影】
約2万本の梅が多摩川の西側に広がっている。

(例年、3月中旬が見頃!)
(1) 交通
【鉄道利用の場合 】
@ 『御岳山〜日の出山』へ
・JR御嶽駅(バス10分→)滝本駅(ケーブル6分→) 御岳山駅(10分→)御岳
ビジターセンター(5分→)神代ケヤキ(55分→)日の出山(1時間→)電波塔・
パラボラアンテナ(1時間→)梅の公園(20分→)JR日向和田駅
A 『松乃温泉』へ
・JR日向和田駅(電車10分→)JR御嶽駅(徒歩10分→)「松乃温泉 水香園」
【マイカーの場合 】
@ 『御岳山〜日の出山』へ
東京外環「川口西IC」 → (20分) → 大泉IC/関越「練馬IC」→ (20分)
→ 鶴ヶ島JCT → (15分) → 「圏央道 青梅IC」→ (40分) → JR御嶽駅
→ (以下、前記@に同じ)
A 『松乃温泉』へ
JR御嶽駅→(5分)→「松乃温泉 水香園」
○(俳句)「さんしゅゆの黄色も映える梅の里」
(2) 温泉案内
松乃温泉『水香園』
【写真右=『水香園』玄関 2002.3.16撮影】
@ 住 所 = 東京都奥多摩町川井 松乃温泉 水香園
A 電 話 = 0428-85-2221
B 料 金 = 入浴料 1,000円
C 温泉施設 = 内湯2(各男女別)
D 宿 泊 = 1泊2食 18,000円 〜
オフシーズンの12月、1月8日以降、2・3月には平日15000円のコース
もある。
E セースルポイント
新鮮な川魚で一献かたむけるのも、また乙なモノだ。とりわけ、渓流の
響きと夏の夜の蛍(ほたる)の風情は、ロマンの極みです。
『離れ』で温泉と懐石料理の昼食、日帰り温泉入浴も可能。
部屋代3000円(1部屋)と食事代5000円〜で、部屋を3時間貸し切り
とするシステムもある。
2人ならば、食事付きで、部屋を借り切って、お風呂に入って、飲み物、
税別で13,000円である。
【写真右=『水香園』の名物猫「ジジ」 2002.3.2撮影】
○(俳句)「黒猫のジジに会いたし水香園」
(3)写真で見る『水香園』
【写真右=『水香園』の浴室 2002.3.16撮影】
○多摩川の清涼が大きな窓越しに見える。
【写真右=『水香園』の浴室(上に同じ) 2002.3.16撮影】
○石造りの内湯が男女各1つずつだが、露天風呂的眺めは素晴
らしい!
【写真右=『水香園』の樹木 2002.3.16撮影】
○3000余坪の庭園は見事!
【写真右=『水香園』の白梅 2002.3.16撮影】
○白梅の見事に咲き誇る庭と建物が風雅に佇む夕景。
○(俳句)「梅爛漫匂い若かやぐ鄙の里」
【写真右=『水香園』の名物猫「ジジ」と灯火 2002.3.16撮影】
○(俳句)「黒猫も折り目正しき水香園」
【写真右=『水香園』の庭 2002.3.16撮影】
○東京の温泉とは思えない風雅な温泉。広い庭園に温泉、
心を癒す総ての条件が揃っていた。

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