・・・「まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさし
たる花櫛の 花ある君と思ひけり」・・・
【写真=右上=『中棚荘』露天風呂」 2002.1.2撮影】
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【写真=右=『中棚荘』玄関(犬や鶏がいる) 2002.1.2撮影】
中棚温泉『中棚荘』
【写真右=『中棚荘』内湯・露天風呂への石段 2002.1.2撮影】 ○風情ある石段だが、冬は囲いがされている。@ 住 所 = 〒384-0032 長野県小諸市古城中棚 中棚荘
A 電 話 = 0267-22-1511
B 料 金 = 入浴料 1,000円
C 温泉施設 = 内湯1、露天2(各男女別)
D 食 事 = 隣接の「はりこし亭」にて食事可能
(130年前の民家を移築した「はりこし亭」は、昼は11時30分〜
14時、夜は17時〜22。手打ちそば、郷土料理、日本酒など)
E セースルポイント
島崎藤村が小諸義塾の教師時代生徒を連れてしばしば入浴した由
緒ある湯宿の一軒屋。
藤村は明治32年から7年(藤村28歳)まで小諸に教師として滞在し、
小諸、千曲川周辺を題材に多くの作品を残した。
「千曲川旅情のうた」に出てくる”岸近き宿”は現在の中棚荘である。
白木の枕木で三つに仕切られた浴槽にリンゴが浮かぶ「りんご風呂」
がここの名物。
露天風呂は二つに仕切られ、竹の樋を伝わって湯が注ぐ風情はしっ
とりとなんとも言えないいい雰囲気である。
【写真右=『中棚荘』りんご風呂 2002.1.2撮影】 ○「初恋りんご風呂」は10月〜4月のみの季節限定。
【写真右=『中棚荘』露天風呂」 2002.1.2撮影】
露天風呂は二つに仕切られ、打たせ湯も心地よい。
【写真右=『中棚荘』の脱衣所 2002.1.2撮影】
畳敷きの脱衣所と浴室に仕切りがない!!
珍しい造りである。
【写真右=『中棚荘』の ロビー 2002.1.2撮影】
中棚荘のロビー ロビーは正月ムードがいっぱい!!
この奥は、藤村ライブラリーになっている。冬は暖炉 が暖かく燃え、藤村関係の資料やいろいろな本がある。