1. 浦 和 か ら の 温 泉
1-38 高湯温泉『名湯 玉子湯』

2004.1.18改訂
高湯温泉「玉子湯」は、創業明治元年の天下の名湯である。
【写真右=「旅館 玉子湯」玄関付近 2004.1.11撮影】
平成16年1月11日(日)は、天気予報どおり、福島地方は雪
となった。
高湯温泉を訪ねたのは、今回で3回目となった。
JR浦和駅から宇都宮線の各駅停車に乗り、久しぶりの「青
春18きっぷ」(JRの各駅停車と快速列車が5日間11,300円
で乗り放題。1回=1日2,300円とお得。日本中乗車可能!)
の旅である。
黒磯駅で東北本線に乗り換えるときには、早くも小雪混じり
の天候となってきた。
福島駅でバスに乗り換えた。
東口(「7」番)が事実上の始発(実際は車庫が始発らしい)
だから、約40分のバスに座っていくには、西口に回らないこ
とだ。
新幹線の止まる大きな駅だから、東口と西口の距離がかな
りある。
【写真右=茅葺き屋根の湯小屋 「玉子湯」 2004.1.11撮影】
「旅館 玉子湯」には、庭園内に「玉子湯」という男女別温泉
の湯小屋がある。
なかなか風情のある建物である。
「旅館 玉子湯」は、1月10日〜12日の連休なので、雪にも
拘わらず、宿泊客で満室であった。
「お目当ての温泉」の1つが、旅館名にもなっている玉子湯だ
が、これは一旦表に出て雪の中を少し歩くのだ。
【写真右=「玉子湯」の浴槽 2000.3.26撮影】
屋根こそあるが、吹雪き混じりの小雪が天井の湯気抜きの隙
間からほてった顔にララチラ舞い降りる。
これが、「のぼせずに長湯できる。」とかえって評判がよい。
【写真右=雪に埋もれる「天渓の湯」の浴舎 2004.1.11撮影】
パンフェレットに「玉子湯」のほか、露天風呂の「天翔の湯」
に「天渓の湯」、更に内湯で「大浴場 滝の湯」と「仙気の湯」
があり、その他「女性専用露天風呂「瀬音の湯」があると説
明があった。
露天風呂の「天翔の湯」と「天渓の湯」は日替わりで男女が
入替えになっている。
今回の旅行では、「天翔の湯」が男性用であった。
「天翔の湯」は露天風呂が1つだが、「天渓の湯」は露天風
呂が2つある。
【写真右=旅館 玉子湯の「天渓の湯」 2004.1.11撮影】
雪の中の小道を慎重に歩き、最初に男性用露天風呂「天翔
の湯」に入った。
吹雪混じりの露天風呂で、ほんの少しで後頭部や、湯舟の外
に置いたタオルが凍ってしまった。
【写真右=旅館 玉子湯の「天翔の湯」 2004.1.12撮影】
「旅館 玉子湯」は、1月10日〜12日の連休なので、雪にも
拘わらず、宿泊客で満室であった。
雪見の露天風呂と行っても、吹雪混じりは、ちょっとつらいが、
一夜明けて、12日は朝からカラリと荒れて風もなく穏やかな
日となり、雪見風呂に最高の条件となった。
(1) 交通
(電車 + バス)
JR浦和駅 〜 黒磯/(乗換え)東北本線・福島駅下車/
(バス乗換え・東口)高湯(玉子湯)行き 〜(約40分)〜 バ
ス停「玉子湯」下車 すぐ
(2) 温泉案内
【写真右=旅館 玉子湯の「足湯」 2004.1.11撮影】
@ 日帰入浴
A 料 金
B 温泉施設
内風呂 男女各×2
露天風呂 (男女入替で2、女性専用1)
足湯
C セールスポイント
四季折々に風情の楽しめる乳白色の露天風呂に、名湯「玉
子湯」の茅葺き屋根と周囲の風情がたまらない。
最もよい季節は、雪見風呂の季節。1月〜2月。
露天風呂は、「天翔の湯」と「天渓の湯」があり、男女で日替
りの入替制となっている。
「女性専用露天風呂 瀬音の湯」、「足湯」もある。
【写真右=旅館 玉子湯の「庭園」 2004.1.11撮影】
D 住 所
E 電 話
◆「高湯の温泉」=「安達屋旅館」
バス停「玉子湯」から、5分ほど奥に歩くと、「安達屋旅館」、「ふ
じ屋」、「吾妻屋」という3軒の旅館がある。
バス停は「高湯」である。バス停の看板が「安達屋旅館」の前に
ある。
そして、この3軒とも、500円で日帰り入浴が可能なのだが、
今回は、湯元の源泉があるという「安達屋旅館」がいいと、タク
シー運転手がいうので、こちらに立寄った。
外観は大雪であまり雰囲気が分からなかったが、館内は、なか
なか風情のある和風旅館であった。
露天風呂も、ひょうたん型のもので、やはり乳白色である。
しかし、建物からかなり歩いて、雪の中を露天風呂に行くという
ことは「玉子湯」と同じなのだが、足元が濡れやすい構造で、こ
の点、1つの旅館に絞っての立寄りならやはり、「名湯 玉子湯」
に軍配が上がるところだ。
※ 交通 = JR浦和駅 〜 黒磯/(乗換え)東北本線・福島駅下
車/(バス乗換え・東口)高湯(玉子湯)行き 〜(約40分)〜 バス停
「高湯」下車すぐ
※ 電話 = 024−591−1155 「安達屋旅館」
【写真上・右(2枚) = 「安達屋」の露天風呂 2000.3.26撮影】
@ 東京から日帰りで家族で「安達屋」に遊びに来ていたご家族
のお子さん。
A 「安達屋」の「霊泉「薬師の湯」(露天風呂)にて(筆者)
【写真右・下 = 「安達屋」の玄関 2000.3.26撮影】
当日は、大雪で、安達屋の玄関前から下りのバスが出るの
だが、バスの来るのを待つのがとても辛かった!
当日は、大雪で、安達屋の玄関前から下りのバスが出るのだが、
バスの来るのを待つのがとても辛かった!

【写真右・下 = 「安達屋」の玄関前の大雪 2000.3.26撮影】
山奥の高湯とはいえ、3月下旬としては、こんなに雪が降ると
は珍しいことである。
◆「高湯の温泉」=「吾妻屋」
【写真 = 2000.3.26撮影】
山小屋風に作られた「吾妻屋」の露天風呂は、肌触りのよい桧
づくりである。まるで山小屋みたいである。
いかにも体によさそうな硫黄の香りがたっぷりの温泉は、一度
入っただけで健康によさそうな気分になるという。
【注】吾妻屋は、外来入浴の営業を中止(2003.9.12現在)。
宿泊客優先とのこと。
◆電 話 024−591−1121 「吾妻屋」
◆「高湯の雪景色」
【写真 = 2000.3.26撮影】
平成12年3月26日(日)、福島県福島市の高湯温泉は、折り
からの春の雪で、辺り一面真っ白であった。
手前の建物は、「安達屋」。
「旅館 玉子湯」は、向こうの坂の下になる。「安達屋」から徒歩
約5分。

2004.1.18追加
◆「高湯の共同浴場」=「あったか湯」
【写真 = 2004.1.11撮影】
「あったか湯」は、高湯温泉旅館協同組合が運営の共同浴場で
ある。
◆問合せ先
高湯温泉観光協会内 TEL024-591-1125
露天風呂<木>と露天風呂<岩>、「貸切りの露天風呂」がある。
内湯はない。
【写真 = 2004.1.11撮影】
◆料金:大人250円
◆定休日:木曜日。木曜が祭日の場合は翌日が休み。
◆営業時間:9:00〜21:00。最終入館時間は20:30。
◆「貸切り露天風呂」の利用方法
人数分の入浴券の他に貸切り料が1,000円かかる(家族等単位)。
利用時間は受付で鍵を受け取り返却まで50分。
1時間単位の予約。
当日の朝から予約受付。予約は9時から17時まで。

2004.1.18追加
(3) ちょっとより道
★ホームページを検索して・・・・「福島県福島市 菓子屋」 → →
◆「御菓子処 種子屋(たねや)」のホームページ にたどり着き
ました。→ 「お菓子とうふ」・・・面白そう!!
いらっしゃいませ。福島県福島市のお菓子屋です。種子屋
(たねや)菓子店のホームページ、「いいべしたコム」です。
内容: 福島市の和菓子店によるお菓子とうふ、・・・・・
とにかく、ホームページが凄いです。充実しています!!

◆「お豆腐とお菓子が一緒になりました。」
↓
「餡の種類」のコーナーまで見てください。
★★交通 JR福島駅から「福島交通飯坂線」〜13分〜「桜水駅」徒歩3分
★★住所 福島県福島市笹谷字佐場野古屋12
★★電話 024−557−8343

◆「御菓子処 種子屋(たねや)」の店舗

◆「賞状 お菓子博大賞」(平成6年受賞)・・・の額縁を見て納得!!
福島で「だんご屋さん」といえば、「種子屋」というくらい有名!!
何といっても「あんこ」の品質には絶対の自信がある(女将さんの話)。
「御菓子処 種子屋(たねや)」の公式ホームページはこちら!

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