2−23 観光地の中の秘湯『乗鞍高原温泉・せせらぎの湯』
「乗鞍高原温泉・せせらぎの湯」(長野県南安曇群安曇村乗鞍高原)は、 地元の人以外には最近まであまり知られいてなかった小さな共同浴場 である。 中部山岳国立公園は上高地、乗鞍高原と屈指の観光地である。その 観光地化が成熟しているともいえる乗鞍高原温泉において、「せせら ぎの湯」は、もともとは地元の人のための、共同浴場で目立たない温 泉である。 筆者は、宿泊した「旅館 福島屋」の女将さんに教えてもらって、 真夜中に行き、貸し切り状態で入浴した。更には翌朝早起きをして、 もう一度行ってきた。又、私一人だった。 「せせらぎの湯」は、その名のとおり「わさび沢」というせせらぎ の辺にひっそりと建っている。 男湯からは、窓から乗り出すようにして見ないと「わさび沢」は見 えないが、女湯からは立ち上がれば自然に「わさび沢」が見下ろせる 位置にある。 ○ 交 通 南浦和(高崎線) 〜 関越自動車道所沢IC 〜 本庄児 玉IC 〜 藤岡Jct 〜 上信越自動車道佐久IC 〜 更埴Jct 〜 筑北PA 〜 松本IC 〜 国道158号 〜 白骨温泉 〜 乗鞍高原温泉着 ○ 「せせらぎの湯」の案内 ・ 所在地 長野県南安曇群安曇村乗鞍高(バス停・コロナ観測所 の側。コロナ観測所を背にして谷の方に降りてすぐ) ・ 電 話 なし ○ 入浴料 ・ 寸志 (?=調査中) ○ 宿泊 ・不可 【注】小さな浴槽が男女1つずつあるだけの共同浴場だが、それだけに 素朴でいい。最近立替で綺麗になったので、清潔!
深夜に一人で「せせらぎの湯」に入ると、正に瞑想の湯にふさわしい。
3人一度に入ったら超満員という小さな浴槽です。
昼間なら男湯から背伸びすれば、窓の外に「わさび沢」が見下ろせる。
〒390-1513 長野県南安曇郡安曇村4255-1 tel.0263-93-2229 fax.0263-93-2659
5月中旬は白樺・唐松の新緑が美しい季節です。 「旅館 福島屋」は、白樺林と唐松に囲まれた小さな宿。 乗鞍岳の眺望は、ほんとうに最高です。 乳白色の温泉とアットホームな雰囲気がリピーターを呼ぶ! 女将さんが、滝や池をめぐるトレッキングコース、雲上の ドライブコース、お花畑、山を染める紅葉などの観光のポ イントを親切に教えてくださいます。 四季を通じて楽しみのある旅館です。右の写真は、白骨の湯と成分が同じという「旅館 福島屋」 の乳白色の露天風呂。少し温めで長湯が出来て、いかにも 身体によさそう!!
朝のずずかしい空気の中に、大きな乗鞍岳がありました。
乗鞍高原の名爆、善五郎の滝は国民休暇村の脇から歩く。展望台からの眺めがいい!
5月の連休頃、一ノ瀬園地の水芭蕉が見頃である。しかし、交通渋滞も激しい!
一ノ瀬園地は水芭蕉と乗鞍岳を一緒に撮影できるビューポイントである!