1.浦和からの温泉



1-173 青梅線で登山・温泉・極上の蕎麦の旅!「高水三山縦走」


◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆

2014年7月7日、今回は電車だけで行ける「登山」にして、出来たら 「温泉」と「美味しい食事」も楽しもうという計画を検討しました! たどり着いた結論は、JR青梅線の「軍畑(いくさばた)駅」で降りて 「高水三山」を縦走して、JR青梅線「御嶽(みたけ)駅」に下ったら、 人工温泉ではありますが、「日帰り入浴」が可能で、美味しい日本 蕎麦が食べられる旅館があるとの情報を得たので、事前に電話確認 したら、正にそのとおりの「ぎん鈴旅館」という宿がありました!

  ◆「ぎん鈴旅館」について


《「ぎん鈴旅館」の俯瞰写真》

「ぎん鈴旅館」は、JR青梅線「御嶽(みたけ)駅」の北側(「慈恩寺」側)の 線路脇の小道を「奥多摩駅」方面に徒歩約10分の国道411号線沿いにある。

 「ぎん鈴旅館」は、本業が旅館で、「食堂」というか「蕎麦屋」は副業
とは、女将さんの説明である。
 しかし、その蕎麦というのが北海道の「音威子府(おといねっぷ)蕎麦」
といい、大変貴重な蕎麦(真黒な「玄蕎麦」)だという!
 人工温泉の風呂は、男女別々で、男性風呂の場合は5〜6人は入れる。
 女性風呂は、それよりかなり小振りだと女将さんに聞いた!
 蕎麦を頂く部屋は、宿泊の棟とは異なる一段高い場所にある。
 風呂も同じ高さの建物である。
 しかし、宿泊の部屋は、渓流側の一段と下がった所にある別棟になっ
ている。
 宿泊棟は、日本名水百選の御岳渓流を見下ろす位置にあり、風光明媚
な眺めは旅の疲れを癒してくるに違いない。

 食事処からは、残念ながら樹木が遮るので、御岳渓流は殆ど見えない。

                         (2014.07.07旅行) 


 
今回の旅のポイント

 「電車だけで行ける山の登山」と「人工温泉」+「美味しい蕎麦」の旅です!

    「高水三山」の登山の後は、北海道「音威子府蕎麦」を味わおう! 

       ※登山開始の最寄り駅は「JR青梅線 軍畑駅」、下山後の最寄り駅は「JR青梅線 御嶽駅」!
「軍畑駅」の写真  

 ※登山開始は「軍畑駅」から!   ※参考:「軍畑駅」は、写真のように、小さな小さな無人駅である。
「慈恩寺」の写真  

 ※下山口は「御嶽駅」の裏手の「慈恩寺」の脇である。    ※「慈恩寺」から徒歩で約10分の「ぎん鈴旅館」へ食事に向かった。    【注】「慈恩寺」の前に「御嶽駅」がある。「慈恩寺」を背にし       て右側(「奥多摩駅」方面)へと線路沿いの小道を行く。
「御嶽駅」の写真  

 ※「御嶽駅」は「ぎん鈴旅館」から徒歩約10分    ※「御嶽駅」から、帰路の電車に乗る。





◆◆◆◆◆ お 風 呂 デ ー タ ◆◆◆◆◆


◆「ぎん鈴旅館」のお風呂



《「ぎん鈴旅館」の男風呂》

  
   ※ 住 所  東京都青梅市御岳本町177                 

     ※ 電 話  0428-78-8336  

   ※ 営  業 (日帰り入浴)原則として下記の通り!
         12:00〜16:00位
           【注】事前に電話で確認のこと!

      ※ 休業日  不定休
    
      ※ 施 設  日帰り入浴(男女別)  
         ・内風呂・・・ジェットバス
          ※循環ろ過併用風呂       
  
   ※ 料 金 大人860
        【注】詳細は、同温泉を紹介しているホームページ参照。

         「やど日本」の「ぎん鈴旅館」の紹介サイトはこちら!
                   ※ 交 通  (電 車) JR青梅線「御嶽(みたけ)駅」下車、徒歩約10分          ※国道411号を「奥多摩」方面へ歩く。                       (マイカー) 中央自動車道八王子IC〜約1時間                   ※駐車場 無料:7台         ※食事処  和室食事処(大広間)    ※セールスポイント         (1) 名水百選御岳渓流を眼下に望む静かにくつろげる宿        (2) 天然温泉ではないが(人工温泉・超音波ミネラル温泉)、清潔でとても気持ちがよい。        (3) 本州では、ここでしか味わえないという、北海道「音威子府(おといねっぷ)蕎麦」          は、玄蕎麦を使用した真っ黒い蕎麦で超美味、健康にもよい!     【参考】青梅市観光協会によれば、「JR御嶽駅」近くの《柚子の里》という日帰り温泉施設は、         2014年6月末に廃業したとのこと。  



◆◆◆◆◆ 写真で見る「ぎん鈴旅館」の魅力 ◆◆◆◆◆


◆「昭和レトロ」の情緒がたっぷりの宿

天然温泉でなくても、JR御嶽駅周辺の山で、下山後一浴出来る
お風呂があるということは、大変貴重な存在である。まして絶品の
「音威子府蕎麦」にありつけるとは「幸せ、幸せ!」の心地になる!


「音威子府村」と「音威子府蕎麦」に関するサイトはこちら!
 

◆「ぎん鈴旅館」の食事処からの眺め

緑豊かな奥多摩の山々の風景が、食事処の窓外に広が
る。「名水百選御岳渓流」が少し向こうに流れている。木々
が遮り流れは見えないが、渓流に行ける道もあるらしい?



◆「ぎん鈴旅館」の「ざる天ぷらそば」

宿自慢の「音威子府蕎麦」を堪能して、「山菜の天ぷら」も一緒に味わい
たいということで、女将さんに相談したら、「ざる天ぷらそば(冷)がいいでし
ょう!」と勧められた。お蕎麦は味も茹で加減も絶品で、天ぷらも超美味!







◆◆◆◆◆ 写真で見る「高水三山」登山案内 ◆◆◆◆◆


◆「JR青梅線軍畑(いくさばた)駅」〜「高源寺」まで


◆「JR青梅線軍畑」で下車・出発!

「JR青梅線軍畑駅」は、こんな感じの小さな無人駅です。
スイカの機会がありますから、しっかりタッチして出発です。

※正確なコースタイムは、末尾の記録を参照願います!



◆「最初のポイント」はここ!

「JR青梅線軍畑駅」を出て、「高水山・青梅丘陵ハイキングコース」の
看板を見て、駅を背にして左に行くと、線路を渡ってじきに、写真の
場所に出る。ここは大きな道路を行くのか坂道を行くのか?迷う場
所だが、結果はどちらも同じ所に行き着くから下の大きな道でよい!




◆「平溝橋」の分岐は左へ!

「JR青梅線軍畑駅」から徒歩20分程で、「平溝橋」の分岐になる。
ここを左手に進み、しばらく「平溝川」沿いに緩やかな道を歩く。




◆「平溝川」沿いの道は紫陽花の小道(1)

「平溝川」の左側をいく道は、所々に紫陽花が綺麗に咲いていた。



◆「平溝川」沿いの道は紫陽花の小道(2)

ピンクの「ガクアジサイ」も咲いていた。



◆「平溝川」に落ちる小さな滝

滝というには余りに小さいが、こうした光景
が数か所あり、この場所が一番綺麗だった!




◆「高源寺」への分岐点

「高源寺」への分岐点は、大きな石碑あり!右へ行く。



◆「高源寺」に到着

「JR青梅線軍畑」から徒歩約25分で「高源寺」。ここで小休止した。




◆「高源寺」〜「高水山」まで


◆いよいよ「登山道」に差しかかった!

「高源寺」から徒歩約20分で「高水山への登山口」がある。



◆休憩に丁度良い「ベンチ」あり!

「高水山への登山口」から徒歩約40分で、「ベンチ」あり。このベン
チに荷物を降ろして、給水とビスケットを2枚食べて10分休憩した。




◆「常福院」の標識

「高水山」への登道を登っていくと、先程の「ベンチ」から30分
程で「常福院」の標識があり、脇に「高水山」の石柱もあった!




◆「常福院」へ行く石段

「常福院」へ行く道は、「高水山」の石柱の側の、「ス
チール製の日の丸の旗」がある急な石段を登る!




◆「高水山常福院」の山門

急な石段を登り切ったところに「常福院」
の山号である「高水山(たかみずさん)」と
大きく書かれた額が山門に掲げてあった。




◆「高水山常福院」の本堂

「常福院」の立派な本堂にお参りしてから、
本堂の左側を通り裏手に続く登山道を行く。




◆「高水山」(759m)山頂!

「常福院」を出発して5分弱で「高水山」山頂に到着する。

※標準タイム軍畑駅〜高水山、1時間30分のところ、休憩込2時間25分!



◆「高水山」の展望は・・・

「高水山」は、ほとんど展望に期待できない!こんな感じ!

※「高水山」山頂で昼食にした(1時間10分昼食・休憩)。




◆「高水山」〜「岩茸石山」まで


◆「高水山」を後にして、15分程で展望が!

「高水山」の展望はよくなかったが、その先に少
し展望がよい場所があり、先人が休んでいた!




◆「岩茸石山」(793m)の山頂!

「岩茸石山」は、まあまあの展望だが、有名な山は見えな
い!「岩茸石山」は、三山中最も標高が高く793mである。


※標準タイム高水山〜岩茸石山、35分のところ、丁度35分!




◆「岩茸石山」〜「惣岳山」まで


◆「岩茸石山」から「惣岳山」への道の案内看板

「岩茸石山」から「惣岳山」への道のりは約45分で
あるが、その約半分が木の根と岩の難所である。




◆このコース「最大の難所」がここ!!

「岩茸石山」から「惣岳山」へ行くコースで、「岩茸石山」から30〜
40分行った、この辺りの岩場が、このコース最大の難所である。


※このコースを雨の日に逆に辿ったら難渋を強いられよう!




◆「惣岳山」(756m)山頂

急峻な岩場と木の根に悩まされて来たが、山頂と言っても何もない!



◆「惣岳山」の頂上風景

「惣岳山」の山頂は、小さな祠があるだけで、何もない!
展望もないので、5分の小休止で先を急ぐのみであった。


※標準タイム岩茸石山〜惣岳山、45分のところ、45分!




◆「惣岳山」〜「御嶽駅」経由〜「きん鈴旅館」まで


◆「惣岳山」からの下山コース

「惣岳山」からの下山コースは大半がこのような薄暗い杉林
で、斜面が急な道が多い!岩がゴツゴツした細い道も多い!




◆「下山口」は「慈恩寺」の脇!

「惣岳山」から下ること、約1時間15分で「慈恩寺」の脇に出る。
目の前の一段低い場所に、JR青梅線の「御嶽駅」がある。


※標準タイム惣岳山〜御嶽駅、1時間のところ、1時間15分!



◆「ぎん鈴旅館」へは、「慈恩寺」を背に右手へ!

「慈恩寺」から「ぎん鈴旅館」へは、「御嶽駅」へ行かずに、「慈恩
寺」を背に目の前に「御嶽駅」を見て、細い道路を右へと歩く。




◆「ぎん鈴旅館」が見えて来た!

「慈恩寺」から歩くこと数分で、「ぎん鈴旅館」が見えて来た!
写真は、高い道から「ぎん鈴旅館」を見下ろした写真である。

※「慈恩寺」→「ぎん鈴旅館」は線路の脇の道を徒歩約10分。


※「軍畑駅」〜「ぎん鈴旅館」、休憩込で合計5時間
(休憩及び1時間10分の昼食も含む)。



【注】「ぎん鈴旅館」→JR青梅線の「御嶽駅」の帰路は、徒歩約10分。






《参考》今回の「登山」と「日帰り入浴」の旅のコースタイム等

●「登山開始」までのコースタイム ※JR武蔵野線「南浦和駅」発0619発……「西国分寺駅」経由……JR青梅線「軍畑(いくさばた)  駅」着0756 ●「高水三山」縦走コースタイム ※登山開始0810発---徒歩---高源寺0835/【5分休憩】0840発→0900ダム脇の道→【0903ダム  下から3分歩いた場所で暑いから水分補給!バンダナと帽子着用。7分休憩】/0910発→0940  【10分休憩】/0950発→高水山常福院着1020【参詣、10分休憩】/1030発→「高水山」山頂  着1035 ※「高水山」山頂で【1035〜昼食(らーめん+コーヒー)、休憩〜1145まで】 ※「高水山」1145発→「岩茸石山」山頂着1220/【休憩15分】1235発→「惣岳山」山頂着1320/  【15分休憩】1335発→JR青梅線「御嶽駅」着1450【10分休憩】1500発→【ぎん鈴旅館】着1510 【注】「軍畑駅」〜「ぎん鈴旅館」、休憩込で合計5時間(1時間10分の昼食も含む)。 ●「下山後」のコースタイム ※「ぎん鈴旅館」で【1510〜入浴、食事〜1650まで】 ※「ぎん鈴旅館」発1650……JR青梅線「御嶽駅」着1700 【注】「ぎん鈴旅館」→JR青梅線の「御嶽駅」の帰路は、徒歩約10分。 ※JR青梅線「御嶽駅」発1712【ホリデーおくたま6号】……西国分寺経由……JR武蔵野線「南  浦和駅」着1838


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