1.浦和からの温泉
1-131 『福島飯坂温泉』の「共同浴場」
◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆
◆飯坂温泉の共同浴場「鯖湖湯」について
《共同浴場「鯖湖湯」の建物》
◆共同浴場「鯖湖湯」は、飯坂温泉のシンボル!
「飯坂温泉」は歴史ある奥州三名湯(飯坂、秋保、鳴子)の一
つで、その規模は東北随一といわれている。
平成5年12月に共同浴場の浴舎が建替えられたが、その際
昔の面影をそのまま残すことにこだわったという!
松尾芭蕉が奥の細道を旅したとき1689年に「鯖湖湯」に立ち
寄って浸かったといい伝えられている。
更に遡れば、西暦110年日本武尊(やまとたけるのみこと)が
東征の折、「佐波来に入浴病平癒する。」との伝承が残って
ているというから、その温泉の古さたるや折り紙付だ!
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◆◆◆◆◆ 温 泉 デ ー タ ◆◆◆◆◆
◆飯坂温泉の共同浴場「鯖湖湯」
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※ 住 所 福島県福島市飯坂町字湯沢32番地−イ
※ 電 話 問合せ先「パルセいいざか」(観光協会)
024-542-2121
※ 休業日 月曜日
※ 施 設 ・(共同浴場)
内湯(男女各1個)
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※ 日帰り入浴 ◆利用料金 200円。
・日帰り入浴時間=06:00〜22:00。
【注】源泉51度と非常に高温である。地元の人が
46度程度を好むのか、45度〜46度のことが多
く、観光客は短時間では入浴できず引き揚げ
ることもしばしばあるらしい!
※番台の係りの人は勿論「42度くらいにうめ
ていいですよ!」と言ってくれるが、浴室
の牢名主にその声は届くよしもなし!
筆者の体験として記せば、よしんば一言断
って水を入れてもなかなか温度は下がらな
いから、冷水を体の近くに注ぎ、その狭い
範囲で短時間で浴槽を出た次第である!
※「浴槽のお湯が熱い場合は、水を入れてく
ださい。」と管理している福島観光開発の
貼紙も貼ってはあったが・・・。
※ 交 通
マイカー
東北自動車道の「福島飯坂IC」→ 国道13号線
を北へ約1キロ、「平野交差点」を右折、3キロ
で「飯坂温泉街」 →「鯖湖湯」。
【駐車場】「鯖湖湯」まで220mのところに「鯖湖
湯お客様駐車場」あり。又は「パルセい
いざか」が開館している時間は「パルセ
いいざか」の駐車場も利用可能=「鯖湖
湯」まで430m。
電 車
福島交通・飯坂線「飯坂温泉駅」下車 410m。
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※ セールスポイント
・「鯖湖湯」は「飯坂温泉」の共同浴場の中でも超有名な温
泉なので、是非一浴したい。
※高温のため、入るまでに慣れの時間が必要だから、現地
での時間を30分以上みておくとよい。
・「鯖湖湯」の周囲に「鯖湖神社」、「お湯かけ薬師如来」、
「飯坂温泉にお湯を供給している貯湯槽(巨大な木の樽)」
など、珍しいものが沢山あるので、しっかり見物しておき
たい。
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◆共同浴場「仙気の湯(せんきのゆ)」

《「仙気の湯(せんきのゆ)」の入口》
「仙気の湯」は、愛宕神社のお膝元にある。
ここも46度だった。30秒で上がった!旅館
で入浴券(200円)を貰って入浴したが、自分
で200円払ったら文句の1つも言いたくなる
だろう!この熱さは、何とかならないか!
※飯坂温泉の「共同浴場」の公式ホームページはこちら!
※上記は、「福島市観光開発株式会社」作成のホームページ。
◆◆◆◆◆ 写真で見る「飯坂温泉」◆◆◆◆◆
◆「愛宕(あたご)神社」

《「愛宕神社」の入口》
「愛宕神社」は、「摺上(すりあげ)川」を
挟んで「鯖湖湯」の反対側に位置する。
境内は、「愛宕山公園」となっている。

《「愛宕山公園」の案内看板》
「愛宕神社」は、小高い丘の上にあり、急な階段を80段
(その下にスロープの道があるから、実際は100段くらいの
イメージ)ほど登ったその頂上にあり、展望が素晴らしい!

《「愛宕神社」の祠》
「愛宕神社」は、桜の名所で、例年3月の第3週
の土日頃が「お花見の時期」とのことである。
桜の木の数は少ないが眺望など雰囲気がよい。

《「愛宕神社」の境内からの眺望》
「愛宕神社」の境内へは、急な階段を100段ほど登る感
じで、上にたどり着くには中々難儀な場所である。上
からの眺望は素晴らしいが、急な石段のため「飯坂温
泉」を訪ねても、この素晴らしい桜の名所の特等席か
ら福島市内を見下ろす人は少ないのではなかろうか?
◆宿泊は割烹旅館「小さなお宿 花むら」

《「小さなお宿 花むら」の外観》
筆者が今回の旅で宿泊した「小さなお宿 花むら」は、「愛
宕神社」近くで、共同浴場「仙気の湯」の斜め向いにある。

《「小さなお宿 花むら」の浴室》
「小さなお宿 花むら」の浴室は、温泉ではないが、適
温に管理されていて実に気持ちがよかった。内鍵が
あり、依頼すれば部屋毎に貸切りも可能とのこと。
ちなみに、浴室は1つのみで「古代檜風呂」である。
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《「小さなお宿 花むら」の料理》
割烹旅館「小さなお宿 花むら」はアットホームな
感じで、心の籠った一品一品の料理が素晴らしい。
「温かいものを温かく、冷たいものは冷たい内に!」
の基本が守られていて、次々と運ばれる料理はどれ
も目で見て楽しく、食べては絶妙の美味しさだった!
特に時季の「筍ご飯」が「日本一!」といいたいく
らいに美味しかった!おこげの意識的に工夫された
味が筍の素朴な味と渾然一体となっていて最高だ!
※料理は写真の他に「つくね等の焼き物4串」、「山
菜ともずく蟹の天ぷら」、「岩魚の塩焼き」、「デザ
ート」が出たが、あまりの美味しさで撮影を失念!!
「小さなお宿 花むら」の公式ホームページはこちら!
◆「フルーツライン」はつづく

《福島市内の「フルーツライン」という名の「広域農道」》
5月の連休前後、「フルーツライン」には、桃の花、
リンゴの花、梨の花が咲き誇る! 福島県は「桃の出荷
量が日本一」、「梨は第二位」ということを実感した!
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