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毎年きびしいレースでした。思い出・・。

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レースレポート

サイパン・タガマントライアスロン(2002.5.18)

   

 今年の初レース、第13回サイパン・タガマントライアスロンに出場しました。

仕事の都合でレース前日早朝のフライトで現地入り。飛行時間は約3時間。スムーズに移動できれば関空を出てから4,5時間後にはホテルにチェックインできるほどの便利さは、場合によっては国内レースよりも気軽といえそうです。

 
 

 

 

スタートは午前5時45分。私はプロ・カテゴリーでエントリーしたので、エイジ別カテゴリーよりも15秒ほど先にスタートしました。ウエットスーツはエイジ別の場合だけ着用可。でもスイムコースはリーフの中で水深は浅く、波もないので、ウエットなしでも安心です。

プロエントリーの女性選手2名とともに、終始競り合って泳いだのでだれることなく2kmを泳ぎ切りました。タイムは39分12秒。実はちょっと距離が長かったのでは? と思っています。有名な選手でも30分以上かかっていたので。

バイクは今年からサイパン北部のバンザイクリフ、スーサイドクリフなど、急坂コースが取り入れられましたが、全般にフラットで走りやすいコースです。

バンザイクリフは、その上に立つと海と空に吸い込まれてしまいそうになほどの断崖絶壁です。太平洋戦争末期、ここから多くの日本人が身を投じ、いまでも慰霊碑が建ち並んでいます。ここでは地元のボランティアがエイドステーションで声援と冷たいドリンクをくれましたが、どうしていいのかわからない悲しい気持ちになりました

 
  さて、ランは海岸の遊歩道を往復した後、いったんフィニッシュラインの横を通り過ぎ、アメリカン・メモリアルパークの中を走ります。このパークの中ではくねくね曲がる歩道だけでなく、芝生や土の上を走ったり、写真のようなマリーナの横を通ったりと変化を楽しみながら走ることができました。  
   ここでは先行する選手との距離を確認することができるので、思わずピッチがあがります。15kmを1時間13分17秒で走り切れたのは大満足です(写真はレースの翌朝、パーク内を散歩したときに撮影)。大声援のフィニッシュラインに3時間44分21秒でゴール。プロ・カテゴリー女子の中で5位に入賞し、賞金とラッテストーン(サイパンやグアムに残る古代遺跡)をかたどったトロフィー、そして南国の香りいっぱいの花冠をいただきました。男女とも、それぞれプロは6位まで、エイジ別は3位までトロフィーがあり、アワードパーティーではステージの上にトロフィーと花冠があふれていました。  
 

タガマンの魅力の一つは、カーボパーティーとアワードパーティーが素敵なことです。料理や飲み物もたっぷり、おいしくて、生バンドによる歌と演奏、そして潮風を楽しみながら世界各国の選手たちとレース談義に盛り上がります。  
 

そして忘れてはならないのが、スタッフと地元ボランティアのホスピタリティ。レース中に受ける声援とサポートの手はもちろん、ゴール後にはまず氷で冷やしたタオルを肩にかけてくれ、声をかけながらクールダウンのためにしばらく一緒に歩いてくれます。

きっとまた来年も参加したい! そう思わせる素晴らしい大会でした。

ちなみに私の今回の旅程はレースの翌々日午後便での帰国。レース当日も午前9時台にレースが終わってしまうので2日半の自由時間があり、のんびり散歩をしたり、プールサイドで昼寝をしたり、おいしいホテルのランチビュッフェを楽しんだりしました。

あなたも来年はいかがですか?  

 

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