山手yamate
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横浜は、東京の外港としての横浜港が開港された後に生まれた町で、それまでは小さな村であったことは、良く知られている通りである。開港後、関内と山手の二つの外国人居留地が作られ、山手居留地は外国人の住宅地として整備された。 |
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山手資料館(4枚目)や、エリスマン邸(タイトル写真)などの洋館が集まり、異国情緒の残る町並みが形成されている。関内の洋風建築群と並んで、港町としての横浜を象徴するエリアだといえる。(左写真は、ベーリック・ホール) |
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長崎・神戸・函館の、日本を代表する洋館街が全て重伝建地区となっているのに対し、横浜には重伝建地区がない。これは関東大震災によって、明治期の建築がほとんど失われてしまったことが原因なのだが、非常に惜しい。左の山手資料館は、東京から移築された「外交官の家」を除けば唯一の明治建築である。 |