慶 珊 寺
山号は花翁山、富岡の領主であった豊島刑部明重が、両親の菩提を弔うため建立したもので開山は伝栄上人である。本尊は大日如来、寺宝には明重、継重父子及び両親花翁、慶珊の木像や、愛染明王像、十一面観音像があり大般若経六百巻が伝えられている。 ローマ字で有名なヘボン博士が明治のはじめ一時滞在していた時に掲げたという門札が残されている。 境内には横浜市の指定名木であるくろまつが見事な枝をひろげている。 |
![]() (慶珊寺) |
豊島刑部明重父子の供養塔 境内裏手に豊島明重父子の供養塔がひっそりとのこっている。 |
![]() (右が明重、左が継重の供養塔) |