ロンドン三日目(6/23)
<スケジュール/午前:自由行動/午後:トークショー/夜:自由行動>

涙と感動のコンサートの夜が明けました。午後のトークショーまでの数時間を利用して、Mさん、Kさんと三度ロイヤルアルバートホールへ。実は、前夜のお見送りのとき、掲示板一面に4枚、まさしさんのポスターが貼られていたのを確認したので、記念写真を撮るために行きました。通りに面した掲示板(10面ぐらいあったと思います)には、1枚も貼られていなかったのでおかしいナァと思っていたんです。まさしさんのポスターは、楽屋入り口に近い奥の掲示板の裏側に貼られていました。なんで〜、こんなところに〜って思っちゃいました(A^^;)
最高8000人入るホールですから、ホールへの入り口は何箇所かありました。各入り口には、まだまさしさんのポスターが残っていました。もしかしたら、貼ってあるポスターならもらえるかも知れないと、セキュリティオフィスの人に確認したら、すぐにOKが出たんですよ!5分ぐらい待たされたけど、奥から真新しいポスターをちゃんと3枚!持ってきてくれました。嬉しかった〜!!

ケンジントン公園の前の道を歩いて、ハイドパークへ向かいます。どこまでがケンジントン公園で、どこからがハイドパークなのかわからなかったのですが、日本では見たことがない草木がたくさんありましたよ。偶然、いい匂いがする木の葉を見つけました。見た目は普通の葉っぱ。葉の裏をこすると、指にほのかに甘い香りがつくのです。日本みたいにプレートがついていればよかったのですが、結局、何という名前の木なのかわかりませんでした。まさしさんにも教えてあげたかったなぁ(笑)
交通量の多い道路沿いの道から1本中に入り、ハイドパーク内へ。珍しい花を見つけたので立ち止まって話しこんでいたら、英国紳士のおじ様に話しかけられました。花の名前を教えてくれたようでしたが、ちょっとわからなかった(A^^;) 英国人はあまり笑顔を見せないと聞いていたけど、この方とてもにこやかな方でした。細身で、そういえば英国人の男性で太っている人って、あまり見かけませんでしたねぇ。それに、整った顔立ちの人が多かったですよ。このおじ様も、ハンサムでしたもん。日本に興味がおありのようで、日本のどこから来たのかとか、東京からどれぐらい離れているのかとか、いろいろ聞いてきました。もちろん、受け答えしていたのはKさんです(笑)
おじ様とお話ながら(笑)少し歩くと、ハイドパークコーナー駅。おじ様とは、ここでお別れです。にこやかに、ほんとに友人にするように手を振って地下道に消えて行きました。とっても爽やか〜。もしかしたら、ピーターパンの魔法だったかも知れないなぁ(笑)
ハイドパークコーナーは、ハイドパークの東南の角になります。目の前にはインターコンチネンタルホテルが建っています。新しくはないけど、大きなホテルです。実は、このホテルには!!!!(謎笑)
(写真は、インターコンチネンタルホテルからすぐのハイドパークへの入り口「エリザベスゲート」です。)

ハイドパークコーナー駅から、ノーザン線でピカデリーサーカスへ。ロンドン三越の向かいにある「マイバスセンター」で、ミュージカル「キャッツ」のチケット(今夜の分)を購入しました。55ポンドでした。このマイバスセンターは、プレイガイドみたいなところです。日本人スタッフがいるので、いろんな質問にも答えてくれますよ。
チケットを買って、時計を見ると12時。急いで、ホテルに戻ります。これから、まさしさんのトークショーだと言うのに、念入りにお化粧する時間がなくなっちゃったぁ(爆)

トークショー・レポはこちら

まさしさんに大接近してしまった興奮さめやらぬまま(笑)、ミュージカルを見に行くことにしました。やっとロンドンらしい?遊び方でしょ(笑) 「ロンドンに行くので」とお休みをもらったとき、職場の人に「お芝居も見てくるんでしょ」と言われたんですよ(笑) 英語がわからなくても楽しめるものをということで、ストーリーがだいたいわかる「キャッツ」にしました。ピカデリー線コヴェント・ガーデン駅から歩いて3分ぐらいの「ニューロンドンシアター」へ。19時45分からの開演まで少し時間があったので、といっても19時近かったのですが、近くの小さなカフェで軽く食事を取りました。
注文したのは「ドライカレー」(笑) 料理を注文して、飲み物は先に選んで席に持って行き、待っているとできあがった料理が運ばれてきます。思っていたより、美味しかったですよ〜。実は、ここで食べたのが、ロンドン滞在中で一番まともな食事だったんです(A^^;) あとは、スーパーで買ったサンドイッチとかばっかりで。いえいえ、イタリアンレストランとか、ちゃんとしたお店に行けば、美味しいものはいろいろあったと思うんです。他の人の話を聞くとね。食事をケチっていたわけじゃないんですが、食事の時間をケチって連日歩きまわっていたものだから(A^^;) まさしさんじゃないけど「ロンドンは、ミルクとパンが美味しくてね」という感想しか出ませんわ(笑)
隣りのテーブルの英国人男性が食べていたJaket Potatoが美味しそうでした。丸のままの焼きジャガイモに、好みの具をトッピングして食べる料理です。もしもまたロンドンに行くことがあれば、Jaket PotatoとFish and Chipsは絶対に食べなきゃ〜!! そうそう、ここで食べたドライカレーのお値段、すっかり忘れてしまいました(A^^;)

ニューロンドンシアターの前で記念写真を撮りました(笑) 日本人客も多くて、よく見ると同じツアーの人だったり(A^^;) みんな考えることは同じらしい(笑) おそろいの黒のキャッツTシャツを着たもぎりの人の中に、お昼に行ったマイバスセンターの日本人スタッフの女性がいました。確かにあのとき「私も今夜、キャッツに行きますから、声をかけてくださいね」と言っていたけど、まさかこんな形で再会するとは(笑)
大きな劇場ではなかったけど、すごくいい席でした。最初、席についたときは、舞台セットの裏側が見えていたんです。「もしも、このままだったら(A^^;)」と心配していたんですが、ステージが円形でしかも回転するようになっていたんです。ちょうど正面に見えるとてもいい場所でした。劇中、足音も立てずに、キャッツがすぐ前を歩いているんですよ。無駄な肉を削ぎ落として、男か女かの区別も難しいくらい。みんな美しかった〜。
でも、でも、でも、私、睡魔に勝てなかった(A^^;) ほとんど寝てました。英語がわからなかったからというより、椅子に座った途端気持ちよくなっちゃったんですよ〜(A^^;) やっぱり時差ボケなんでしょうね。一部と二部の間の休憩は、場内が明るくなったので、Mさん、Kさんと話をして気が紛れていたんですが。二部は、クライマックスもなーんにも覚えてません。覚えているのは、彼等のしなやかな動きと「メモリー」の歌のところだけです。すんませーん(A^^;) 日本円で一万円近く払ったのに、あんな感動的なお芝居を見たのに、寝てしまったなんて自分でも信じられな〜い。もったいな〜い真夏の夜の出来事でした(A^^;)

終演は22時25分。せっかく繁華街に出たのだから、帰りにパブに寄ってビールでも飲もうと思っていたのですが、さすがに3人とも気力がなく(A^^;) そのまま帰ることにしました。帰りの地下鉄は、すごく混んでいましたよ。日本の朝のラッシュみたい。ロンドンの地下鉄は、車両が短いせいもあるんでしょうね。ほとんどが、パブやショー帰りの人だったんでしょうか。妙に騒がしくて、陽気に見えました。やっぱり、パブに寄ってピルスナーとFish & Chips食べて来るんだったなぁ(A^^;)

ロンドン滞在四日目へつづく