 |
 |
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
 |

この画像をクリックするとamazon.co.jpの各商品紹介ページにジャンプします。試聴や解説、たくさんのレビューが読めますので、ぜひ参考に! |
|
 |
トップページ> 映画>レビュー> 2006年> 7月 |
 |
July, 2006 |
 |
M:I:3 |
Mission:Impossible III |
|
 |
 |
監督: |
J・J・エイブラムス |
脚本: |
J・J・エイブラムス |
音楽: |
マイケル・ジアッキオ |
出演: |
トム・クルーズ
フィリップ・シーモア・ホフマン
ヴィング・レイムス
ビリー・クラダップ
ミッシェル・モナハン
ジョナサン・リース=マイヤーズ
ローレンス・フィッシュバーン
マギー・Q
ケリー・ラッセル |
|
 |
 |
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語) |
|
 |
息もつかせぬジェットコースター・ムービー! |
★★★☆ |
最近めっきり人気下降気味のトム・クルーズ様、入魂の最新作。
今回は、アメリカのテレビシリーズ(『エイリアス』『LOST』など)で
注目株のJ・J・エイブラムスを監督に迎えて、前評判も上々での
公開を迎えたわけですが。
いやぁ〜、観終わったあと、グッタリ疲れ切ってしまうくらい
緊迫感満点のサスペンス・アクション超大作でしたね!
で、今回は「ミッションの解決がインポッシブルというよりも
あんた、そんな無茶ばっかりして、死なないでいること自体が
インポッシブルだよ…」と思ってしまうほどハードな場面の
連続でして。まー、あの緊迫感を生み出した原動力は
アカデミー賞を受賞してしまった名脇役P・S・ホフマンの
血も涙もない悪役ぶりにあったのではないかと思います。
(前作の悪役は、いまいちワルになり切れていなかったように
見えましたので、なおさら)
ホフマンくんもエラく出世したなぁ!
それから、今回は「スパイ」的な緻密な魅力よりも
「スパイ」からは一歩離れた「イーサン・ハント」の
個人的な魅力を引き出すようなストーリー展開だったようで
そのへんも、観客の立場に少し近くなったという意味で
身近な緊迫感を生み出した要因なのかもしれません。
いや、でも、ほんと、最初から最後まで押されっぱなしで
細かいところとかはほとんど観れていない気がします。
終盤、「あー、この設定、どっかで観たことある」的な
どんでん返しが一ヶ所ありましたけど(ネタバレのため割愛)
あとはねー、話についてくのが精一杯でしたわ。
カニエ・ウェストのテーマ曲は案外パッとせず、劇中の音楽も
さほどガンガン盛り上げるタイプではなかったことを考えると、
いかに画面の迫力がすごかったのかを物語っていると思います。
シリーズ3作目は、今まででいちばんの出来ではないでしょうか。
トム・クルーズさん、スタントマンに頼らずアクションシーンを
こなしたそうですが、あまり無茶してマジで死なないように
してくださいね。このシリーズは、あなた抜きでは続きませんから。 |
|
posted on 2006.07.10 |
|
▲TOP |
インサイド・マン |
Inside Man |
|
 |
 |
監督: |
スパイク・リー |
脚本: |
ラッセル・ジェウィルス
アダム・エルバッカー |
音楽: |
テレンス・ブランチャード |
出演: |
デンゼル・ワシントン
クライブ・オーウェン
ジョディ・フォスター
クリストファー・プラマー
ウィレム・デフォー
キウェテル・イジョフォー |
|
 |
 |
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語) |
|
 |
惜しい! |
★★☆ |
銀行強盗グループと事件解決に向けて奔走する捜査官、
そして現場に駆けつけた女性交渉人らの心理戦を描いたサスペンス。
監督は『25時』のスパイク・リーが務め、
監督とは『マルコムX』以来2度目のタッグを組んだ
デンゼル・ワシントンが主人公の捜査官にふんする。
銀行強盗をクライブ・オーウェン、
交渉人をジョディ・フォスターが演じ、
ハリウッドを代表する演技派たち豪華キャストによる
手に汗握る演技合戦が見どころ。
Flixより抜粋
まぁ、この3人を集めてスパイク・リーが監督すれば
ある程度の作品はできますよ!と言わんばかりのメンツですし、
実際、そんな感じの映画でした。
(それはそうと、ジョディ・フォスターは交渉人だった??)
完全犯罪的な銀行強盗の一部始終を
犯人側/警察側/その他関係者側など複数の視点から
うまーいことまとめて描いていましたしね。
銀行強盗映画としては、上出来のストーリーだったと思います!
でもぉ。
結局のところ、「主役の3人だけに頼りきった」映画でした。
脇役があまりパッとせず、ボヤけた印象しかないなぁ〜。
それが残念なポイントであります。
脇役の存在感で、その映画が決まる!という場合が
多いと思うんですけど、いかがでしょう?
特にですね、今回は、銀行強盗グループの中で
リーダー(クライブ・オーウェン)以外にあと一人だけでも
しっかりとしたキャラクター設定がされていれば、
この映画はもっと違った輝きを放ったんじゃないかと思うのです。
リーダー+ザコキャラ3人というのでは、少し寂しかった…。
リーダー+個性派キャラ2人+ザコ1人くらいなら
犯人側の内部でもいろんなドラマが起きそうじゃないですか!
犯人対警察の攻防、犯人の企てた完全犯罪の意図とは!?
のほかに
「犯人側内部での軋轢・ドラマ」みたいなものがあれば、
もっともっと面白くなったと思うんです。
あ、あと、最後の最後で、話の流れがよどんでた気もする…。
大好きな俳優陣が、素晴らしいネタで演じる
スタイリッシュな犯罪映画だっただけに「惜しい!」の一言。
これに尽きました。 |
|
posted on 2006.07.03 |
|
▲TOP |
June,2006 | back number | August,2006  |
|
|
 |