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トップページ> 映画> レビュー> 2000年> 9月
September, 2000
Taxi 2
Taxi 2
監督: ジェラール・クラヴジック
脚本: リュック・ベッソン
音楽: アル・ケミア
出演: サミー・ナセリ
フレデリック・ディーファンタル
マリオン・コティヤール
エマ・シェーベルイ
ベルナール・ファルシー
見事におバカ! ★★★
けっこう笑える「おバカ」映画でした。
アメリカの「おバカ」映画だと、あまりにコテコテすぎて
笑えなかったり、ひいてしまったりすることが多いんですが、
この映画に関してはいっしょに笑えました。

今回の敵は日本人ということで、日本人がたくさん出てきました。
聞き取り不能の日本語あり、柔道とカラテが混同されてたりで
ちょっと失笑ってかんじでしたが、まあ多めに見てあげるとして、
とにかく楽しかった!
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ひかりのまち
Wonderland
監督: マイケル・ウィンターボトム
脚本: ローレンス・コリアット
音楽: マイケル・ナイマン
出演: シャーリー・ヘンダーソン
ジナ・マッキー
モリー・パーカー
イアン・ハート
ジョン・シム
スチュアート・タウンゼント
公式サイト(日本語)
絶賛の嵐! ★★★★☆
ロンドンの街の「ひかり」とその中で暮らす人々。
人々の安らぎの場所であるはずの"家庭"。
"家族"という名の社会を作り出す親、子供たちの光と影。
男と女の愛の結晶として、ふたりの「ひかり」となる新たな命。
これら、ごく普通の生活をする上で誰もが遭遇する瞬間を、
誠実に描いた映画だと思いました。
(言ってみれば「マグノリア」の日常版って感じかな?)

中でも、ぼくと同年代のカップルが
これからの将来や人生について悩み、苦しみ、
そして希望を見つけていく過程は
とても他人事とは思えなかったです。
ラスト、なぜだかわからないのに涙が止まりませんでした。
となりのオバちゃんも泣いてました。
映像と音楽もとてもいい感じで、とにかく最高!
何度でも観に行きたい映画です。

最後に、「ひかりのまち」という邦題を考えた人に拍手!
もうピッタリ!すばらしい!!
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ワンダー・ボーイズ
Wonder Boys
監督: カーティス・ハンソン
原作: マイケル・シェイボン
脚本: スティーヴン・クローヴス
音楽: クリストファー・ヤング
出演: マイケル・ダグラス
フランシス・マクドーマンド
トビー・マグワイア
ロバート・ダウニー・Jr
ケイティ・ホームズ
いい映画だけど、ほんとに最有力? ★★★☆
最近のマイケル・ダグラスといえば、
"お金持ちだけどちょっと頼りないスケベおやじ"的な役柄に
固定されてきていたようなイメージがありましたが、
今作では『ウォール街』以来の熱演が見られました。

その他、『サイダーハウス・ルール』も良かったトビー・マグワイアや
久々にお目にかかったロバート・ダウニー・Jr、
大人の魅力満開のフランシス・マクドーマンドなど、みんな良かった!
ストーリー自体もテンポ良く、ウィットに富んでいて気軽に楽しめました。
特にオヤジには受けがよかったみたい。
(となりのオヤジがとにかく笑ってたので。
 オレには全然おもしろくないところにまで大爆笑…。)
とはいえ、宣伝どおり「アカデミー賞早くも最有力」とは
思えなかったけどね。
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マルコヴィッチの穴
Being John Malkovich
監督: スパイク・ジョーンズ
脚本: チャーリー・カウフマン
音楽: カーター・バーウェル
出演: ジョン・キューザック
キャメロン・ディアス
ジョン・マルコヴィッチ
キャスリーン・キーナー
オーソン・ビーン
メアリー・ケイ・プレイス
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
奇想天外! ★★★★
MTV出身の映画監督というと、
「斬新でいてどこか冷めた視点で描く」とか
「くだらない売れ線映画をバリバリ作る」
人が多いイメージなんですが、
スパイク・ジョーンズはなにかが違う!
冷めてるようでいて、実はとても熱い人なんじゃないかと感じました。
なによりも、ジョン・マルコヴィッチに対する
尊敬の思いが伝わってきたような気がしたから。

そして、その想いに見事に応えていたマルコヴィッチ本人。
普通、こういう題材の映画はイヤがると思うのに、
あれほど生々しくやっちゃってくれて!すばらしかったです。
それにしても、あんな奇想天外なストーリー、
どうやって思いついたんでしょうね?
チャーリー・カウフマンさんは
これから引っ張りだこの脚本家になること、間違いなしですな。
映画館であれだけ笑ったのは久しぶりでした!
コメディ映画でもないのにね。
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