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トップページ> 映画> レビュー> 2000年> 10月
October, 2000
オータム・イン・ニューヨーク
Autumn in New York
監督: ジョアン・チェン
脚本: アリソン・バーネット
音楽: ガブリエル・ヤレド
出演: リチャード・ギア
ウィノナ・ライダー
ジリアン・ヘネシー
アンソニー・ラパグリア
シェリー・ストリングフィールド
公式サイト(英語)
すべてが中途半端 ★★
リチャード・ギア扮する48歳の遊び人と
ウィノナ・ライダー扮する22歳(マジ?)の
純粋な女性が繰り広げるラブストーリー。

本作の監督はたぶん、普遍的なラブストーリーとして、
時代に左右されないマスターピースにしたかったんだろうけど、
どうもそれはすべて裏目に出ているようでした。

設定が甘すぎる!

現代社会に生きるぼくたちに共感してほしいのか、
それともまったくの夢物語として
実際にはありえないシチュエーションを作りたいのかがはっきりせず、
物語はただただ滑るように展開されていくだけ。
ウィルのセックス中毒ぶりも
シャーロットの刹那的感覚も、
中途半端にしか伝わってきませんでした。
もっと甘〜い気分に浸りたかったなぁ…。
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ボーイズ・ドント・クライ
Boys Don't Cry
監督: キンバリー・ピアース
脚本: キンバリー・ピアース
アンディ・ビーネン
音楽: ネイサン・ラーソン
出演: ヒラリー・スワンク
クロエ・セヴィニー
ピーター・サースガード
ブレンダン・セクストンIII
アリソン・フォランド
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
見なくては済まされない。 ★★★★
人間ってどうしてこんなにももろい動物なんだろう?

ブランドンには確かに性の障害があり、社会的な差別を受けてきた。
でも、彼はそのことについて混乱することなく十分理解し、
自分というものを表現しつづけた。

そしてラナ。
ブランドンが"普通"でないことに気づきながらも、
自然と惹かれてゆく。

ジョンとトム。
いわゆる「社会のクズ」。
自分の衝動だけで行動し、
歪んだ常識(=多くの偏見)しか持ち合わせていない。
愛情のない家庭に育ったからか、
人間の暖かい感情を理解することができない。

物語はブランドンの悲しい最期を描いているが、
ぼくには人間(特に男)のもろさ、
あさはかさを目の前に突きつけられたような気がした。
いざ自分の周りに"ブランドン"がいるとしたら、
ぼくは一体どう感じ、どんな行動をとるんだろう?
しっかりと見守ってあげることができるのだろうか?
自信がない…。
それだけに、無性に悔しい思いでいっぱいになってくる。

見たくないけど、見なくては済まされない映画。
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X-メン
X-Men
監督: ブライアン・シンガー
脚本: デヴィッド・ヘイター
音楽: マイケル・ケイメン
出演: ヒュー・ジャックマン
パトリック・スチュアート
イアン・マッケラン
ファムケ・ヤンセン
ジェームズ・マースデン
ハル・ベリー
アンナ・パキン
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
ちょっと少なくない? ★★★☆
ゴールデンボーイ』のブライアン・シンガー監督による
アメリカンコミックの映画化。
ぼく自身、アメコミ版「X-Men」を読んだことがないので、
普通のSF映画として観ましたが、
「マイノリティであるヒーロー」を描いている点で
いかにもアメリカンな
バットマン』的なノリなのかなぁと思いました。

イアン・マッケランが出ている時点で
『ゴールデンボーイ』を思い出し、
パトリック・スチュアートが出ている時点で
スター・トレック』を思い出してしまいました、思わず。
集中してない証拠だ…。

それから、VFXは非常によくできてて良かったんですが、
X-Menのメンバーが4人ってのはちょっと少なくない?
敵のミュータントも3人だし。ちょっと寂しかったな…。
続編はもちょっと豪華にキメてほしいですね。
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