movie
music
diary
book
friends
profile
sitemap
トップページ> 日記> 2003年> 10月> 温泉旅行
黄門様ご一行の珍道中
posted on 2003.10.14(Tue.)
2003.10.11(Sat.)
関西方面からおひとり、
関東方面からおひとりの客人をお招きすることになっており、
朝から部屋の大掃除。
こういうときでもないと、大掃除なんてやる気分にならないから
ちょうど良かった気もする。それにしても汚かった…。

午後。
客人がご到着になるまでの間、ジムでひと汗流し、
羽田から飛行機でいらっしゃるお方をお迎えにあがる。
空港の駐車場も超満車状態でタイヘン…。
関西からクルマでいらっしゃったお殿様も
いいタイミングでご到着されたので、
ちょっと一服したあと、ご夕食へとご案内。

-----
今回登場する三人、ここからは水戸黄門になぞらえて
こう呼ぶことにします。
…登場人物…
水戸黄門様(以下「黄門様」)
かげろうお銀(以下「お銀」)
うっかり八兵衛(以下「うっかり」)
※助さん格さんがいないところがミソなんです…。
-----

うっかり八兵衛は、
黄門様があらかじめ調査された、ご指定のすし屋へと
ご案内した。なかなかしっかりした店構えで、
夜の6時なのにお客さんの入りも上々の様子。
我々一行はカウンター、店のご主人の目の前に座る。
黄門様とお銀さんはビールで乾杯、
運転手のうっかりは、あがりで乾杯。ちと寂しい。

背後の棚には、皿の数よりも
有名人のサインの数の方が多かった!それも納得。
(向かって左側、目にも留まらぬ速さで動いて見えるのがご主人。)

ここからは、まさに「海の幸に舌鼓を打つ!」と表現するしか
方法のない、贅沢三昧な時間を過ごした。
なんといってもおいしかったのは、白エビの刺身。
甘くてプリプリしてるんだ!これが。
白エビのくん製は、お銀さんのお気に入りとなり、
さばの刺身は、酢でしめた加減が絶品である!との
黄門様のお墨付きが出たぁ!

↑手前からバイ貝、甘エビ、
  白エビ、ブリ
↑ブリのあら煮も激ウマ!

黄門様とお銀さんが「大人の味」を堪能する中、
ワサビもカラシも、そしてここではお酒まで飲めない
うっかりは、ひとりで、にぎり寿司を注文。
(遠慮して「上」にしたけど、
 あとから「特上」にすればよかったと後悔…)
でも、やっぱりうっかりの好き嫌いはここでも激しく、
ワサビ抜きなのはもちろんのこと、
ウニもイクラも数の子も食べられないのであった。

でもでも!
こんな絶品を出してくれる寿司屋さんのウニなら
もしかしたら食えるかもしれん!と意を決したうっかりは、
おそるおそるウニを食べてみた。

ん?

うぅぅ〜、
やっぱりマズい…。

世間一般の99%の人がおいしいというものを
けなすのも勇気がいるけど、
あの「海の味全開」なところが、うっかり君にはダメなんだそうだ。
(魚の卵系統はほぼ全滅らしい。)

黄門様とお銀さんは、
ウニだけをご注文され、「うまいうまい!」を
連発しておられたのは言うまでもない。

みなの衆が満腹になったところでお会計。
な、な、なんと、ひとり5000円!
これだけおいしいものを、満腹になるまで食べて
このお値段!ご主人、そんな勘定でいいんですか?
と、うっかりのような庶民は思ってしまったのであった。

店をあとにしたのが19:30。
帰り道でお酒とつまみを仕入れ、
このあと夜が更けるまで飲み明かした黄門様一行であった。


2003.10.12(Sun.)
この日から一泊二日、一行は露天風呂に入りに行く。
朝、クルマで1時間半ほどかけて黒部峡谷というところに移動。
「黒部峡谷」っていうのは、去年の紅白で中島みゆきが歌った
黒四ダムがある川の周辺、と説明しちゃっていいんだろうか?
ってところ。(合ってるのかなぁ?)

行ってみると、さすがに3連休ということもあって大混雑。
予約していた旅館までは、電車に乗って1時間弱なのだが、
電車に乗るまで2時間半待ちという状況…。
ちょっと早めの昼ご飯を食べ、そのへんをブラブラしながら
13:00、ようやく電車に乗ることができた。
電車は「トロッコ電車」と呼ばれ、小さな客車がつながった
かわいらしいもの。窓のある車両と窓のない車両があって、
雰囲気を楽しみたければ「窓なし」、快適な観光がしたければ
「窓あり」を選ぶことになる。
黄門様一行は、もちろん「窓なし」の席をチョイス。

↑こんな電車。 ↑こんな近くにトンネルが!

1時間、ガタゴトと進む。

↑水がエメラルドグリーンなの。 ↑ダムから水が出てるの。

14:30、目的の駅に到着。
お銀さんが根気よく電話し続けた結果、ようやく予約がとれた
旅館がこれ。うっかりの想像してたのよりボロかったが、まぁ
しようがないわな。


旅館に着いてすぐ、抹茶とお茶菓子を出され、ちょっと感激し、
(旅館のおばちゃんもいい人!)
部屋に案内された後すぐに、外にある露天風呂(混浴!)の
下見に行った一行。
・旅館から歩かなければいけないこと
・観光客でいっぱいになってたこと
 (さすがに入浴してる人はおらず、足を洗う程度。ジジババばかり。)
で、ちょっとビックリ。
旅館のおかみさんの説明によると、露天風呂で足を洗っている
観光客は16:00に一斉に締め出し、そのあとは宿泊客しか
利用できなくするとのことだったので、ひと安心。

16:30、ご一行は階段を駆け下り、いざ露天風呂へ。

けっこう急なんですよ、これが。

このお風呂は、川辺に湧き出る温泉にそのままつかることができて
入浴できるところは、大きく2ヶ所。
お湯は透明で無臭。日本の名湯百選にも選ばれたらしい。
温度は42℃ぐらい(うっかり調べ)。

露天風呂には、先客が3人いらっしゃいましたが
天下の黄門様がそんなことを気にするはずもなく、
ビール片手に一気に入浴。
やっぱ、露天風呂の開放感ってのはすごいね!
川のせせらぎと、空の青と、赤く色づく前のもみじ。
ぜいたくなお風呂だ。

↑ここは混浴だけど、
この人はオトコです。
↑石垣からちょっと顔を出すと、
こんな感じで川が流れてます。
↑お湯に浮かぶもみじ ↑上を見ると…

と、余韻にひたっていると、
しばらくしてドンドンお客さん(おっさん集団と若者たち)が
入ってきて、一気に雰囲気が変わってしまった…。
少し場所を変えたりしながら、空が薄暗くなるまで
お湯につかっていた3人であった。
(帰り際、うっかりがはいて来たサンダルが紛失…。
 そのまま裸足で帰るハメに。うっかり。)

↑こんな写真、載せていいんだろうか?
見たくない人は見ないでね♪

夜、イワナの塩焼き(美味♪)がメインの夕食を食べたあと、
黄門様が用意していた、登山用のヘッドライトを頼りに
真っ暗になった露天風呂へ再び突入。


夜の川辺には、だれもおらず、一行の貸しきり状態!
とはいえ、真っ暗で、しかも雲行きも怪しくなってきており、
お湯が温かいということ以外、楽しめるものは、特になし。
暗闇でもくもくとお湯にひたる一行であった。

21:00ごろ就寝〜爆睡。


2003.10.13(Mon.)
6:30、起床。
外は、雨。
早朝の露天風呂もあえなく中止…。
しかも、うっかりの足に異変発生!
左足かかとに激痛が走る。
どうやら、昨日の2度の露天風呂で、岩に滑って
足を打撲したらしい。くわしいことはわからない。
かかとを浮かせ、足をひきずらないと歩けない、うっかり。
またしてもうっかりしていた模様。
ご一行は、朝ご飯を食べて、そのまま電車に乗って帰路につく。
いかに天下の副将軍とはいえども、天気には勝てなかったか。
寂しい幕引きであった…。

以上、黄門様ご一行珍道中の巻、終わり。

-----
12:00、うっかり宅到着。
そのまま、黄門様とお銀さんは帰っていかれました。
うっかり(いや、もういいっか)、わたくしは
足さえ痛くなければジムに行って運動してこようと
思っていたんだけど、あえなく予定変更。
かかとに湿布を貼って、映画館へ行くことにしました。

これが大正解!

いやぁ、いい映画でした。
足をケガしててよかったぁ♪なんて不謹慎なことを
考えてしまったほど感動しましたね。
でも、実際、足をケガしてなかったら、この映画は
見逃してたかもしれないし。
▲TOP
home | movie | music | diary | book | friends | profile | sitemap