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一気に読み終わってしまいました! この角田さんって、有名なんですよね? なんとか賞の候補になったりもしてるんですよね?
なんとなく知ってるんですけど、 なんとなくしか知らないんですよ…。
それにしても! すんごくわかりやすくって、すんごくカンタンな言葉が 並んでるんですけど、それでもすっごく奥行きがあって 優しさを感じる文章ですねぇ。
頼りなくてだらしない父ちゃんと、 おませな小5の娘のユウカイ旅行が綴られた物語です。 小さなロード・ムービーみたい。 ただそれだけ。 背後に潜む陰謀(?)や父の生きざまなどなど、 細かな設定描写は極力省かれています。 現代の「親」と「子」、「子」と「親」のふれあい。 それだけです。 それだけが書きたくて書かれたのかもしれないっすね。
オレもこんな父ちゃんになりたいなぁ。 っていうか、こんな父ちゃんを目指してもいいものか…? |
posted on 2003.07.30 |
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