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インヴィジブル・モンスターズ |
チャック・パラニューク(著)/池田真紀子(訳) |
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しつこいようですが、『ファイト・クラブ』の原作者による 日本語訳3冊目の本となります。(2冊目が『サバイバー』)
読み進むうちに、目の前がクラクラしてきます! もちろん良い意味で。 本当に、目の前にフラッシュが焚かれてるみたいに ピカッピカッと光る瞬間があるんですよね。 そんな、一瞬のきらめきを逃がさないストーリーになってます。
とは言え、アタマの中はかなりグチャグチャになります。 過去と現在とが入り乱れまくってますので。 その他のいろんなものも、とにかく入り乱れまくってます。 文中にも 「この本はグチャグチャなので、いちいち気にしないでね。」 みたいなことが謳われていますから、なかなか親切な人です。
難しい言葉も多くて、わけのわかんないクスリの名前も あいかわらずたくさん登場します。 さすがにもう慣れました。 そして、この作者の持ち味である、歯切れの良すぎる文章。 体言止めの連続。 気持ちいい!爽快!サイコー!
ほんと、読んでてお先真っ暗になるぐらい楽しいです。 ほんと、読んでて吐き気を催すぐらい爽快です。 |
posted on 2003.07.23 |
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