セシリー メルクォーター | |||
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マリネリス統合作戦本部出身、後方勤務本部長の秘書官補。兵装管理,情報処理・補給調整・統計編集など、テスクワークにおける集中カは抜群である。また、人好きのする気さくな雰囲気の持ち主で、相手の主張を過不足なく汲み取る才能に恵まれている。RGT部隊への転身の相談を持ちかけてきた同僚を励ます意味で、特殊訓練に合同参加。ところが302機兵大隊への辞令を受け取ったのは、セシリィの方であった。 統合作戦本部に惜しまれながら転属、部隊薪設に伴う膨大な未編集書類の山をこなしつつ、第3中隊で用いられる新戦術の理解を着実に深めていった。その内省能力によって、多忙な上官達からの信任を集めている。 またプライベートでは画家でもあり、マーキングデザインを彼女に任せる僚友は多い。 |
エリス アンダーソン | |||
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マリネリス州立大学大学院に在籍、惑星開発委員会直属の自然環境推進部で研究調査を行ってきた経歴を持つ。しかし長期化する戦争を考慮して、惑星開発委員会は大幅な経査削滅を敢行、首を傾げる彼女に対して提示されたのは、軍部自然環境管理課への推薦状であった。これを受げ入れない場合、奨学金の返済という厳しい便りが待っていると判断したエリスは、やむなく転属を決意した。実地で覚えたRGT操作技能が軍編成部に認められ、環境管理官を兼任しての302機兵大隊配属が決走。ひたむきで一生懸命、そして何より、めげない自立心を持つ彼女の、新しい戦いが始まろうとしている。 |
エミリア ディスクン | |||
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輸送護衛部隊出身。第7機械化歩兵師団第11機甲連隊長であった、故カール・ディクスンの妹。優れた洞察カを持ち、状況判断の適性も認められているが、実戦経験は浅い。そのためか、戦闘という未知の世界において、自分の感覚がどれほど正しいものなのか、確信を持てないでいる。思いつめやすく、意見をしまいこんでしまう性格からか、孤独になりがちだったが、第3中隊で多くの仲間を得て、少しずつ打ち解げてきた。 「彼女は兄の遺志を継ぎ、何事においても、真剣に取り組んでいる。大成しないわけがない。でなげれば、我々上官か無能だということだ」と、エミリアの兄に救われたことのあるマリア・ホワイトヒルは言う。 |
クレア ケイツ | |||
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マリネリス開発局次長の娘として、富裕な家庭に生まれ育つ。幼少の頃から航空機に憶れ、その夢はとどまるところを知らなかった。高等部では航空研究会の工一スとして、マリネリス航空技術賞を獲得するなど、実力が開花する。その技量は広く認められ、引く手数多の中、両親の反対を押し切りながら、実験航空団への入隊を果たす。 はにかんだ笑顔を持つ内向的な彼女だが、操縦に関しては大胆である。ラビリンタス方面軍433航空隊との合同演習にあたり、優れた無人戦関機指揮を披露し、軍編成部にそのセンスを買われるとともに、操縦センスを軸にした総合的なパランスで302機兵大隊への配層が決定した。 多少のことでは動じない、おおらかでポジティブな女性である。 |