トップ | 山あるき | 山の花 | 山の用具 | 雑記帳 |
No.145 尾瀬 |
テント持参で尾瀬を歩きました。当初は3泊4日で至仏山と燧岳を登る予定だったのですが、燧岳の登りの途中でバテてしまい、どちらの山も頂上に立つことができませんでした。 日時 2011年(平成23年)8月9日(火)〜8月11日(木) 天候 8月9日 晴 8月10日 晴 8月11日 曇 同行 なし 所要時間 8月9日 鳩待峠(10.15) ←50分→ (11.05)山の鼻で昼食(11.30) ←50分→ (12.20)牛首(12.30) ←30分→ (13.00)竜宮小屋(13.10) ←30分→ (13.40)見晴キャンプ場 8月10日 見晴キャンプ場(6.10) ←2時間55分→ (9.05)燧岳標高1900m(9.10) ←1時間50分→ (11.00)見晴キャンプ場 8月11日 見晴キャンプ場(6.50) ←2時間40分→ (9.30)山の鼻(9.50) ←1時間30分→ (11.20)鳩待峠 山行概要
翌日、このキャンプ場から、燧岳に向かいましたが、体調が思わしくなく、標高1900mぐらいまで登ったところで、見晴のキャンプ場へ引き返しました。 3日目も朝起きると体調がイマイチなので、テントをたたんで、帰宅しました。今回は、骨折り損のくたびれもうけのような山行になりました。 まだ8月の初旬なので、花を期待していたのですが、サワギキョウ、コバギボウシ、コオニユリ等、割合ポピュラーな花しか目に付きませんでした。花数もチラホラでたいしたことはありません。 尾瀬を初めて訪れたのが昭和31年(1958年)の8月で、それ以降も何回かここを歩きましたが、最後に歩いたのが1967年の5月で、随分昔になります。従って実質的には、今回が初めての尾瀬と言ってもよいかもしれません。鳩待峠まで車で行けるようになり、ここから整備された道を1時間も歩けば、尾瀬ヶ原に入れますので、大半の人は軽装で来ています。私のようにテント泊の大きな荷物を背負っている人は殆ど見かけませんでした。わらじを履いて、腰の下まで泥沼に浸かって歩いた頃が、懐かしく思い出されました。 ![]() 山の花にミヤマワレモコウ、ヒツジグサ、イワショウブ、オゼヌマアザミを追加。 |
![]() |
第1駐車場 沼田方面から国道401号を登って来て尾瀬戸倉の温泉街へ入ると右手に現れる 駐車料金は1000円/24H 入口には立寄り湯がある尾瀬ぶらり館が建っている |
![]() |
鳩待峠 休憩所、売店、トイレ等がある シャトルバスや乗合いタクシーはここまで上がってくる シャトルバスと乗合いタクシーの料金は何れも片道900円/人で同じ 乗合タクシーは人数が揃い次第出発する |
![]() |
鳩待峠から山の鼻への下り 鳩待峠からの下り口は石積みの階段だが、すぐ写真のような木道上を歩くようになる 因みに鳩待峠〜山の鼻の標高差は180mほど |
![]() |
山の鼻 尾瀬ヶ原の西端にあり、複数の山小屋が営業している ビジターセンターがあり、ここでこれから向かう尾瀬関連の情報を入手できる この日は、昼時だったせいか、随分沢山の人がここで休憩していた |
![]() |
山の鼻のキャンプ場 ビジターセンターの前にあり、自炊施設も設置されている 鳩待峠〜山の鼻のメインストリート(写真右端の木道)がすぐ脇にあって、キャンパー以外の人達もキャンプ場内に入り込むため、日中は静かな雰囲気を楽しめる環境ではない |
![]() |
燧岳 尾瀬ヶ原に出て尾瀬沼方向に向かうと、行く手に燧岳を見て歩くことになる 明るく開けていて、爽快感がある |
![]() |
至仏山 振り返ると優美な姿の至仏山が目の前一杯に広がっていた |
![]() |
牛首 竜宮小屋と山の鼻のほぼ中間点 休憩用のベンチが設置されており、東電小屋への分岐がある 鳩待峠から来た日帰りのハイカーはここで引き返す人が多いようで、ここから先は人の数が減る |
![]() |
竜宮小屋の前の休憩所![]() ここは十字路で、東電小屋方向と、富士見峠方向へ向かう道が交差している |
![]() |
竜宮小屋を過ぎると一度樹林に入り沼尻川を渡る この沼尻川が群馬県と福島県の県境 |
![]() |
下田代から見た燧岳 竜宮小屋を過ぎて下田代に入ると燧岳がどんどん大きく見えるようになる |
![]() |
見晴1 尾瀬ヶ原の東端にあり、4〜5軒の山小屋が営業している |
![]() |
見晴2 山小屋とその売店が数軒建っている 無料休憩所と表示した売店では、カレーライスや麺類、飲み物を売っている カキ氷(350円)が旨かった 全体に閑散とした感じだった |
![]() |
![]() 尾瀬沼〜尾瀬ヶ原のルートから少し外れたところにある テントの区割りは無いので先着順に好きな場所を選ぶ 50人以上が楽に休憩できそうな見晴休憩所がキャンプ場入口に建っているが、ルートから外れているためキャンパー以外の利用者は殆どいない ここで2晩テントを張った |
![]() |
見晴から尾瀬沼方向に進むと樹林の中を歩くようになる ほぼフラットに近い登りが続く |
![]() |
やがて燧岳への分岐が現れる 導標が立っており、見晴0.6km、燧ヶ岳3.5Km、見晴0.6Kmの表示がある |
![]() |
上の写真の分岐から燧岳の方へ進むと、木道はすぐ終り、涸れ沢の川床のような道に変わる 相変わらず登りは緩い |
![]() |
やがて左手に導標が現れる 見晴新道、柴安ー2.3Kmとの表示がある 道はこの先から徐々にきつくなってくる |
![]() |
尾瀬ヶ原では、山のように荷を背負って歩くボッカをしばしば見かけた 彼らの歩き方は一種独特である |