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No.24 菰釣山 |
道志の森キャンプ場まで車で行き、ここから城ヶ尾峠を経由して菰釣山(1379m)に登りました。先週登った笠取山に続いて今回も山では誰にも会いませんでした。 日時 2003年(平成15年)12月24日(水) 天候 晴 同行 家内、飼い犬 所要時間 道志の森キャンプ場(6.50) ←45分→ (7.35)東沢の登山口(7.35) ←35分→ (8.10)城ヶ尾峠(8.20) ←50分→ (9.10)中ノ丸(9.15) ←30分→ (9.45)ブナ沢乗越(9.45) ←10分→ (9.55)菰釣山避難小屋(9.55) ←25分→ (10.20)菰釣山(11.45) ←20分→ (12.05)ブナ沢乗越(12.05) ←15分→ (12.20)ブナ沢の水場(12.25) ←10分→ (12.35)西沢の登山口(12.35) ←40分→ (13.15)道志の森キャンプ場 山行概要
車から降りて城ヶ尾峠に向かってしばらく砂利道を歩くと、右側に登山道の入口が現れました。登山道は最初薄暗い檜の植林帯の中の急坂が続きますが、15分ほどで落葉樹林の林の中の道に変わり、坂の傾斜も少し緩やかになります。やがて左側に谷を見ながら斜面をトラバースすると城ヶ尾峠に着きました。この峠には休憩用のテーブルが備えられていますが、見晴しはありません。 城ヶ尾峠から10分弱歩くと標高1199.1mと表示された標識が立つ小さなピーク(城ヶ尾山?)に着きますが、ここで初めて富士山が少し顔を出しました。このあと中ノ丸まで左側に箱根の山、右側に道志の山を見ながらアップダウンの少ない尾根を歩きます。この日は逆光の中で箱根の山の左手に湘南の海が赤橙色に輝いていました。中ノ丸まで来ると御正体山が右手に見えるようになります。中ノ丸から菰釣山まで一度下りますが、落差が大きいのがわかります。折角登ったのに、もったいないと心の中で思いました。 ブナ沢乗越には予想した時間より早く着きました。ここには城ヶ尾峠と菰釣山方向を示す立派な導標と三ヶ瀬、善ノ木、それと水場方向を示す粗末な標識が立っています。菰釣山避難小屋はここからすぐの所にあり、ブナ沢乗越から10分足らずで着きました。今日は写真をあまり写さなかったためか、ここにまでは予想より少しずつ早く着くことができました。菰釣山避難小屋から菰釣山までは、中ノ丸から下った分と更に+α分だけ登ります。傾斜はさほどではありませんが、今日のコースの中では一番の登りでした。 ![]() 帰りはブナ沢乗越から、ブナ沢を下って駐車場へ戻りました。ブナ沢は最初涸沢で水が流れている水場までは、ブナ沢乗越から急坂を15分ほど下ります。菰釣山避難小屋から最も近い水場はここになると思いますが、普通に歩けば小屋からは往復約1時間を覚悟する必要があります。この水場まで来ると林道へ出る西沢の登山口は一息です。なお、途中で登山道が崩落しかけている所があります。 西沢の登山口から林道になります。この登山口まで車で上がれるのかと思ったら、10分ほど歩いたところに、車通行止めのチェーンが張ってありました。丹沢は、前衛の山を除くと標高のわりには登りのきつい山が多いのですが、道志の森キャンプ場まで車で入れば、菰釣山は最も登りが楽な山の一つだと思います。それと丹沢名物の階段が殆どありません。下山後、道志の湯に寄り一休みして帰りました。 |
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道志の森キャンプ場 広いキャンプ場で駐車スペースは沢山ある 駐車料500円と表示した看板があったが、管理棟は無人だった |
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東沢の登山口 熊出没注意の看板がある |
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城ヶ尾峠 見晴しはないが明るい広場で休憩用のテーブルがあり、休むのに調度良い |
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城ヶ尾峠〜中ノ丸間の尾根道 菰釣山まで似たような道が続く |
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中ノ丸 城ヶ尾峠1.7km、菰釣山2.1kmの導標があり、休憩用のベンチもある |
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ブナ沢乗越 |
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菰釣山避難小屋 中の構造は犬越路や加入道山の避難小屋と同じ この小屋も中はきれいにかたづけられていた |
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菰釣山頂上から見た富士山 |
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菰釣山の頂上 頂上はあまり広くはない 向こうの山は御正体山 |
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菰釣山頂上の下の陽だまり |
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ブナ沢の水場 水量は豊富でブナ沢乗越の表示にあるように、水が涸れることはまずなさそう |
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西沢の登山口 階段の脇には冷たい水が流れ出ている ブナ沢乗越から下りてくると目の前を林道が左右に通っている 左方向(写真では右側)の車止めのチェーンが張ってある方が道志の森キャンプ場に近い |
![]() 同行した柴犬 下山時の西沢沿いの林道で完全にフリーにしたら大喜びをして走り回っていた 相変わらず我々よりはるかに元気が良い |