護摩とは、供物(クモツ)を火に投げ入れて祈願する(焼施)という意味のサンスクリット語homaの音写です。密教では、火は「真実の智慧、さとりの智慧」を表します。大日如来の真実の智慧の火によって迷いの心である煩悩(薪)を焼き尽くし、煩悩に包まれた私たちの心と智慧の火が入我我入して一体となり、智慧の火と私たちに本来備わっている清浄な心、佛さまのこころだけが一つになって残るのです。
岡の薬師さまの護摩とは、お薬師さまを信仰する(信者)皆様本来備わっている清浄な心とお薬師さまのこころを護摩(智慧)の火により一つにし、不幸な災難などにあわないで、いつまでもしあわせが続くよう、身体健全、家内安全などを祈願するお護摩です。