Top      浮世絵文献資料館 画賛編
 
   画賛編【ほ】大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔画賛編〕大田南畝関係
  【牧童】(ぼくどう)◯は欠字、◎は表示不能文字
詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日
「牧童笛を吹くの図に題す 牧童何処去 牛背負斜陽 一曲吹横笛 清風度翠微
 牧童何の処にか去る 牛背斜陽を負ふ 一曲横笛を吹けば 清風翠微を度る」
南畝集7
一簾春雨
③484
⑩503
天明8年
1788/01/
「牧童臥牛図 石忘牧童 々々忘牛 終日相忘 足牧与芻」杏園集
⑥228享和2年?
1802/?
「清人銭徳位吉が谷文晁の二画に題する韻を和す 安坐罷牛背 飄風何律々 村笛雑樵歌 如従金石出」南畝集13④392文化2年
1805/07/
「牧童笛をふきて牛にのりたる画 笛竹のよをやすやすと草かりのわらはや牛にのりてゆくらん
 きのふ川崎のやどのあるじのこふにまかせてかきてやれり。内々の事也」
〈川崎宿主人・朝田屋武右衛門の依頼、他に「諫鼓の画 のどかなる~」「布袋 家藏に~」二首〉
玉川余波②112文化5年
1808/12/18
「牧童の牛を牽く図に題す
 富貴功名不可求 何如散髪放林丘 牧童本是無心物 勾住臨流欲飲牛」
調布日記⑨276文化6年
1809/03/
「草かりわらは雀を手にとりて牛にのれる絵に
 牛の尾をひくに任せて草かりのてに取りかへる雀いろ時」
万紫千紅①278文化11年
1814/11/