☆ 元禄七年(1692)
◯「日本古典籍総合目録」(元禄七年刊)
◇往来物
居初つな書『女教訓文章』二冊 居初つな書
☆ 元禄八年(1693)
◯「絵本年表」〔漆山年表〕(元禄八年刊)
居初つな画
『女実語教』大本二巻 居初氏女津奈書画之 文台屋治郎兵衛板
『女童子教』大本一冊 居初つな女書 文台屋治郎兵衛板
☆ 没後資料
◯『浮世絵師伝』p122(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)
〝津奈女
【生】 【歿】 【画系】吉田半兵衛門人歟 【作画期】元禄
京都の人、居初氏、元禄八年版『女実語教』『女童子教』に「居初氏女津奈書画之」とあり、画風半兵
衛流なり〟
◯『浮世絵年表』p56(漆山天童著・昭和九年(1934)刊)
「元禄八年 乙亥」(1695)
〝三月、居初つな女の書画になる『女実語教』二冊出版〟
◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)
作品数:5
画号他:津奈・居初津奈・つな女・都音(つね)・居初都音・居初氏・
分 類:往来物5
成立年:元禄7年(1点)
元文3年(1点)
延享4子(1点)
〈五点すべて『女教訓文章』等の往来物。なお『浮世絵年表』の『女実語教』は「日本古典籍総合目録」には見えない〉