☆ 文政八年(1825)
◯「勝川春英翁略伝」(文政八年十月 六樹園石川雅望撰 牛島長命寺建立碑文)
(『浮世絵編年史』(関場忠武 明治24年12月刊)より。国立国会図書館デジタルコレクション画像50/74コマ)
(石碑の背面)
〝春徳 春童 英斎 英章 春幸 春景 春陽 春勢 春柳 春馬
春雄 春和 馬場氏
梅屋野史曰、右勝川春英が略伝を刻める碑は向島長命寺にあり、碑面上横に勝川春英翁略伝の七字を
刻み、その下に文を刻めり、また碑背に春徳以下の名を彫りたり、伝文にまなびをうけたる人々かた
らひあわせて石を立とあれば、皆春英門人なるべし〟
〈「梅屋野史」とは内題下に「関場梅屋編輯」とあることから関場忠武の自称であろう。石碑の全文は春英の項参照〉