☆ 安永八年（1779）
◯『月露草』〔南畝〕⑱13・14（安永八年八月十三～十七日明記）
（高田馬場五夜連続月見宴。石燕の項参照）
〝苅らぬ間は月からみがく木賊かな 呉竹
（月下木賊を苅る老翁の図）十二歳 石柳女画〟
〝やくそくの月見の客の来る事は鏡にかけてしれし御事 浜辺黒人
（鏡中に遊女の後姿の図）十二歳 石柳画〟
☆ 安永九年（1780）
◯「絵本年表」（安永九年刊）
『俳諧はつね』一巻〔漆山年表〕
〝久英書始 行年六拾七歳石燕画 十二才石柳女 行年六拾八歳石燕筆 十三才石室
十二才石◎ 十四才座之介 東林画 石子画 其鳳画 燕雨筆 あそを画 子興画
胡燕 若水胡燕画 川教画 燕二書 両節吟 志水燕十画 麻根房漁柳自画 石賀画
燕寿画 石仲女画 東梧画 喜久也書 黙然斎有桑画
安永九是やはつねの初細工〟
☆ 天明元年（安永十年・1781）
◯「国書データベース」（安永十年刊）
◇俳諧『百福寿元禄俳諧』東柳窓(匍匐庵)燕志編「安らかに永し十かへりの花の春 彫工 松魚」（画像）
（画工）久英 七拾翁石燕 石賀 石子 十三才石柳女 東林 燕三 其鳳 燕二
子興 うた麿・哥麿 亀白 漁柳 燕月 東梧 黙然斎有桑
☆ 天明二年（1782）
◯「国書データベース」（天明二年刊）
◇俳諧『天明二年壬寅歳旦帖』（画像）
（画工）石子 久英 七拾一翁石燕 子興 東林 燕調 石子 十三歳石柳女 麻丘山人 石◎
湖燕 尾重 十三童燕舎 燕砂 漁柳 燕示 燕月 八才登燕 石礒 其鳳 有桑 徳泉
☆ 天明六年（1786）
◯「国書データベース」（天明六年刊）
◇俳諧 画工多数『松の旦』燕志編 巻末に天明六年とあり
（画工）久英叟 七十六翁石燕 石柳女 石仲 鳥山豊章 歌麿豊章 豊章 燕子
石富 東林 ◎鶴 米路 十才秀江 子興 ◎柳 石栄 黙然斎
（俳名）燕志 石燕 久英
☆ 没後資料
◯『浮世絵師伝』p111（井上和雄著・昭和六年(1931)刊）
〝石柳 【生】 【歿】 【画系】石燕の女か 【作画期】天明〟