☆ 文政五年(1822)
◯『正本製』五編(歌川国貞画 柳亭種彦作 西与板 文政五年刊)
(国書データベース)
〝〔種彦口上〕さてこれにひかへましたるものどもは 国貞門人 貞繁 貞景 貞岡 貞知 貞宜 貞勝
貞升 貞猶 貞周等にござりまする いづれもおひ/\ゑざうししたゝめますれば 国貞どうぜんにご
ひいきをこれ又ねがひあげたてまつりまする〟
〈「追々絵草紙認めますれば」とあるので、まだ合巻デビュー前、修行中なのである〉
◯『浮世絵師便覧』p230(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊)
〝貞知(トモ) 三世豊国門人、◯天保〟
◯『浮世絵備考』梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年(1898)六月刊
(国立国会図書館デジタルコレクション)(76/103コマ)
〝歌川貞知【天保元~十四年 1830-1843】三世豊国の門弟、其の伝詳ならず〟
◯『浮世絵師伝』p74(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)
〝貞知
【生】 【歿】 【画系】初代国貞門人 【作画期】天保~嘉永
歌川を称す、役者絵あり〟