◯『増補浮世絵類考』（斎藤月岑編・天保十五年序）
（「初代歌川豊国」の項 文政十一年八月記 の「歌川総社中碑」に名を連ねる
「豊国筆塚碑」〝国信社中 信清 信房 信与喜 信貞〟〈国信門人〉
◯『浮世絵師便覧』ｐ220（飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊）
〝信貞（ｻﾀﾞ）国信門人〟
〈同じ飯島虚心の『浮世絵師歌川列伝』の「豊国筆塚碑」方には信貞名が見えない〉
◯『浮世絵師伝』p145（井上和雄著・昭和六年(1931)刊）
〝信貞
【生】 【歿】 【画系】国信門人 【作画期】天保
歌川を称す〟
◯『浮世絵備考』（梅本塵山編 東陽堂 明治三十一(1898)年六月刊）
（国立国会図書館デジタルコレクション）(94/103ｺﾏ）
〝信房 信貞【明治元年～三十年 1868-1898】以上二人、歌川国信の門弟〟
〈明治期のこの信貞が上掲文政十一年の碑の信房と同人とは思えないが〉
◯『浮世絵師歌川列伝』付録「歌川系図」（玉林晴朗編・昭和十六年(1941)刊）
「歌川系図」〝歌川国信門人 信貞〟