☆ 文政十一年(1828)
◯『増補浮世絵類考』(斎藤月岑編・天保十五年序)
「豊国筆塚碑」(文政十一年八月記の「歌川総社中碑」に名を連ねる)
〝二代目豊国社中 国富 国朝 国久女 国春 国弘 国重 国盛 国靏 国道 国一 国與〟
〈文政十一年の時点で「二代目豊国社中」とあり。二代目国重と見た〉
☆ 没後資料
◯『浮世絵師伝』p50(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)
〝国重 二代
【生】 【歿】 【画系】二代豊国門人 【作画期】文政~天保
歌川を称す〟
◯『浮世絵師歌川列伝』付録「歌川系図」(玉林晴朗編・昭和十六年(1941)刊)
「歌川系図」〝歌川豊重(二世豊国)門人 国重)〟
〈玉林春朗の系図には、二世豊国門人の国重が二人いる。「国重」と「国重(二世)」とあるのだが、この関係がよく
分からない〉