◯『耽奇漫録』上p51
  ◇「耽奇会」第一集・文政七年五月十五日
  (「志道軒肖像」の項)
  〝志道軒肖像 一躯 面手象牙 作者不知
   同巻物一軸 
   志道軒肖像画 富川吟雪筆
   同 好文斎画
   同 富泉画
   同 印板自筆和歌の賛
   元無草 一冊 印本 (以下略、志道軒の略伝あり)〟
   〈松羅館・西原梭江出品。好文斎は未詳〉
  ◇「耽奇会」第八集・文政八年正月二十日 下19
  〝志道軒肖像 好文斎筆〟
   〈彩色の模写あり〝とんとんとんと大坂関か原うちをさめたる万代の聲/有志道軒詠 蜀山人書〟の書き入れあり。
    屋代弘賢の出品。第一集にあがる好文斎画はこの作品と同一か〉