Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ ごがく がくてい 岳亭(八島)五岳浮世絵師名一覧
〔 ? ~ 嘉永初年(1848~)〕
(初代岳亭春信〈はるのぶ〉・岳亭・岳亭定岡・岳亭丘山参照)
 ※〔漆山年表〕:『日本木版挿絵本年代順目録』 〔目録DB〕:「日本古典籍総合目録」    ☆ 文化四年(1807)    ◯「読本年表」〔目録DB〕   ◇読本(文化四年刊)※角書は省略    岳亭五岳画『絵本胡蝶夢』五岳画 手塚兎月作〈画工名は『改訂日本小説書目年表』に拠る〉    ◯『洒落本大成』第二十四巻   ◇洒落本(文化四年刊)    五岳画『通客一盃記言』署名「五岳画賛」五岳山人作    ☆ 文政八年(1825)    ◯『街談文々集要』p383(石塚豊芥子編・文化年間記事・万延元年(1860)序)   (「文化十二年(1815)」記事「河鹿之種類」)   (「河鹿」の考証。後年の文政年間刊『河鹿考』を引く。さらに、文政八年、常葉居主人なる人、多摩川    で捕獲した「かじか」の写生図あり。その図に関して)   〝かじかは魚なりと云、虫なりと云、鳴と云、鳴かずと云、とり/\争ひあれば、五岳画工に見せ写させ    置ぬ。文政八酉の七月、野の舎の主千引。     (模写の落款)五岳老人画、豊(一字未詳)写〟    〈「かじか」の写生は文政八年七月。写生させた「野の写の主千引」は国学者の大石千引。写生した「五岳画工」は     岳亭五岳(岳亭定岡)か〉    ☆ 天保五年(1834)    ◯「絵本年表」〔漆山年表〕   ◇絵本(天保五年刊)    岳亭定岡画    『天保山俳諧句集』黄園五岳画〈〔目録DB〕は天保七年刊〉    『天保山勝景一覧』一帖 五岳(岳亭)西村与八板    ☆ 天保六年(1835)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇合巻(天保六年刊)    岳亭定岡『飾磨掲布染』岳亭五岳〈著作か画工かを記さず〉   ◇伝記    岳亭定岡『百家琦行伝』八島五岳〈成立年「天保六自序」〉    ☆ 天保七年(1836)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇俳諧(天保七年刊)    岳亭定岡    『天保山俳諧句集』黄園 八島翁五岳編    『俳諧画譜集』  黄園 五岳編・画    ☆ 天保九年(1838)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇伝記(天保九年刊)    岳亭定岡画『和漢廿四貞女伝』八島五岳編・画    〈初版の刊記がないので、刊年の一番早い天保九年に収録した〉    ◯『平安人物志』「画」〔人名録〕①148(弄翰子編・天保九年五月)   〝八島定岡【号五岳、又丘山、木屋町三条北】八嶋岳亭〟    ☆ 天保十年(1839)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇往来物(天保十年刊)    岳亭定岡『貞経』八島五岳    ☆ 天保十二年(1841)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇狂歌(天保十二年刊)    岳亭定岡画『懐旧小倉百首』八島五岳画 好々亭等撰   ◇往来物    『教訓幼今川』八島五岳撰・画    ☆ 天保十三年(1842)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇雑俳(天保十三年刊)    岳亭定岡画『絵口合画譜』八島五岳画 好花堂野亭編    ☆ 天保十四年(1843)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇読本(天保十四年刊)    岳亭定岡画『仙家月』八島五岳作・画    ☆ 弘化元年(天保十五年(1844)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇雑俳(弘化元年刊)    岳亭定岡画『教訓柳樽』八島五岳〈編者とも画工とも記さず〉    ☆ 刊年未詳    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇狂歌(刊年未詳)    岳亭定岡画『狂歌百人一首抄』岳亭五岳〈編者とも作画とも記さず〉   ◇教訓    岳亭定岡画『実語教童子教』八島五岳注    〈本HPは岳亭春信を初代と二代と区別し、初代は嘉永初年没とし、それ以降の作品については二代目春信とした。従って、   下出、文久元年以降の作品は二代目岳亭春信の作と見なし除外することにした。ただ明治まで存命したとの説も一方では   行われているので、参考資料としてあげておいた〉    ☆ 慶応二年(1866)    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   ◇往来物(慶応二年刊)    岳亭定岡画『百姓往来絵抄』八島五岳〈成立年「慶応二年以前刊」とある〉    ☆ 没後資料    ◯『零砕雑筆』〔続大成〕④232(中根香亭著・成立年未詳)   〝五岳の今様     淋しき庵の冬ごもり、味噌する音もおもしろし。あるじは客にはたらかせ、峰の白雪置き炬燵    五岳は詩も画も善くして、世間に儘あれど、斯かるたぐひのものはいとめづらし〟    ◯『浮世絵師伝』p71(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝五岳 八島岳亭の一号。(岳亭の項参照)〟    ◯『浮世絵年表』(漆山天童著・昭和九年(1934)刊)   ◇「天保五年 甲午」(1834) p213   〝此年、岳亭定岡、黄園五岳と改名(蓋し確定し難し)し、其作画を大阪の書肆より出版せり。『天保山    勝景一覧』といへる錦絵風のもの一帖なり〟
  ◇「天保一〇年 己亥」(1839) p218   〝正月、八島五岳の画ける『貞経』出版〟
  ◇「天保一二年 辛丑」(1841) p219   〝正月、八島五岳の画ける『俳諧画譜』出版〟    ◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)   (五岳名の作品)(「作品数」は必ずしも「分類」や「成立年」の点数合計と一致するとは限りません)    作品数:15点    画号他:八島五岳・岳亭五岳・黄園八島翁五岳・黄園五岳      分 類:往来物3・狂歌2・雑俳2・伝記2・俳諧2・合巻1・読本1・教訓1・絵画1    成立年:天保5~7・10・12・14年(9点)慶応二年以前(1点)