〔暁〕※（よみ）は当館の読み
◯『本朝画家人名辞書』下（狩野寿信編・明治二十六(1893)年刊）
（国立国会図書館・近代デジタルライブラリー）
暁雲（ぎょううん）〔英一蝶ノ別号〕
暁斎（きょうさい）
〔河鍋暁斎、名ハ洞郁、下総古河ノ人ナリ、天性画技ヲ好ミ、狩野洞白ノ門ニ入テ、技倆大ニ進ム、初メ狂斎ト号ス、
筆力縦横ニシテ活動ノ力ニ富ム、遂ニ超凡ノ筆意ヲ得テ、一家ノ生面ヲ開キ、明治廿二年五月歿ス、年五十九、暁
幼ヨリ奇行多レドモ略ス〕
暁春（きょうしゅん）〔土屋久米次郎ト称ス、東京人ナリ、画ヲ河鍋暁斎ニ学ブ、慶応二年生〕
暁辰（きょうしん） 〔河鍋豊ハ暁斎ノ女ナリ、画ヲ父ニ学ビ亦筆力アリ〕
◯『書画別号大観』（斎藤好道 田谷竜郷著 芳雲堂 大正四年(1915)一月刊）
（国立国会図書館デジタルコレクション）
暁雲（ぎょううん）〔英一蝶〕
◯『古代錦絵画家人名辞書』（浅野気山校訂 慶文堂書店 大正四年(1915)七月刊）
（国立国会図書館デジタルコレクション）
暁斎（きょうさい）〔川鍋と云ふ 狩野洞白の門人なり 明治廿二年五月五十九歳にて没す〕
◯『浮世絵師人名辞書』（桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊）
（国立国会図書館・近代デジタルライブラリー）
暁斎（きょうさい）
〔狩野洞白門人、名は洞郁、惺々狂斎と号せしが、後に狂字を改めて暁とす、剃髪して是空入道、又は如空居士とい
ふ、下総古河の人、明治廿二年五月没、五十九斎〕
暁雲（きょううん） 〔暁斎の男、明治〕
暁春（きょうしゅん）〔暁斎門人、明治〕