Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ きよとき とりい 鳥居 清時(二代)浮世絵師名一覧
〔未詳〕
 ◯『無名翁随筆』〔燕石〕③292(池田義信(渓斎英泉)著・天保四年(1833)成立)
   「鳥居清信系譜」〝(鳥居清長の項)清長門人、名前のみ)〟  ◯『増補浮世絵類考』(斎藤月岑編・天保十五年(1844)序)
   「鳥居清信系譜」〝(鳥居四代目清長門人)清時(名前のみ) 清時 和泉町〟〈初代と二代か〉  ◯『新増補浮世絵類考』〔大成Ⅱ〕⑪193(竜田舎秋錦編・慶応四年(1868)成立)
   「鳥居清信系譜」(鳥居清長門人)〝清時 和泉町ニ住ス〟  ◯『日本美術画家人名詳伝』上p100(樋口文山編・赤志忠雅堂・明治二十五年(1892)刊)   〝鳥居清時 清長ノ門ニ入リテ、俳優ノ似顔或ハ劇場ノ看板ヲ画ク(燕石十種)〟  ◯『浮世絵師便覧』p231(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊)   〝清時(トキ) 清長門人、◯寛政、二世〟    ◯『浮世絵備考』(梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年(1898)六月刊)   (国立国会図書館デジタルコレクション)(42/103コマ)   〝鳥居清時 鳥居清時(ママ)【寛政元年~十二年 1789-1800】鳥居清長の門弟、其の伝詳ならず〟    〈鳥居清長の門弟として清時の名が二つあるから、初代と二代という意味なのだろう〉  ◯『浮世画人伝』p24(関根黙庵著・明治三十二年(1899)刊)
     「鳥居清信系譜」〝清時 清長門人、和泉町ニ住、初代清時、歿後二世ヲ嗣〟    ◯『浮世絵師人名辞書』(桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊)   (国立国会図書館・近代デジタルライブラリー)   〝清時 清長門人、俗称金三郎、二世清時と号す〟    △『増訂浮世絵』p229(藤懸静也著・雄山閣・昭和二十一年(1946)刊)   〝鳥居清時    清時を名乗つたものは二人あるといはれて居る。一世清時は清満の門人で、二世清時は清長の門人と称    せらる。一世は金三郎といひ、二世は錦四郎と伝へられ、共に和泉町に住したといふことである〟