Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ きよただ とりい 鳥居 清忠 二代浮世絵師名一覧
〔 ? ~ 嘉永3年(1850)3月3日・享年未詳〕
 ☆ 文化元年(享和四年・1804)    ◯『俗曲挿絵本目録』(文化元年刊)    鳥居清忠画    『御贔屓根元艸摺』(長唄)鳥居清忠画 並木五瓶・福森久助作 福地・山本・富士屋合板                  文化元年〔享和04/01/20〕    ☆ 文化三年(1806)    ◯『俗曲挿絵本目録』(文化三年刊)     鳥居清忠画              『舞扇薗生梅』(長唄)清忠画 並木五瓶・松井幸三作 福地・山本・富士屋板〔文化03/11/05〕    『舞扇薗生梅』(長唄)清忠画 伊賀屋板       文化三年      〔文化03/11/05〕     ☆ 文化四年(1807)    ◯『俗曲挿絵本目録』(文化四年刊)    鳥居清忠画    『花三升太平柱建』(長唄)清忠画 並木五瓶作 福地板 文化四丁卯年 〔文化04/03/07〕    ☆ 文化十五年(1818)    ◯『【諸家人名】江戸方角分』(瀬川富三郎著・文化十四年~十五年成立)   「堺町 浮世画」〝清忠 鳥居 住吉町 三札湯や 山口喜右衛門〟    ☆ 没後資料    ◯『浮世絵師便覧』p232(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年(1893)刊)   〝清忠(タダ) 清峯門人、二世清忠、◯文政〟    ◯『浮世絵備考』梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年(1898)六月刊   (国立国会図書館デジタルコレクション)(72/103コマ)   〝二世 鳥居清忠【文政元~十二年 1818-1829】鳥居流五世清峰の門弟、其の伝詳ならず〟  ◯『浮世画人伝』p24(関根黙庵著・明治三十二年(1899)刊)
   「鳥居清信系譜」〝清忠 清峯門人、住吉町ニ住、初代清信門人ニ同名アリ〟    ◯『浮世絵師人名辞書』(桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊)   (国立国会図書館・近代デジタルライブラリー)   〝清忠 清長門人、俗称山口善右衛門、二世清忠と称す〟    ◯『浮世絵師伝』p31(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝清忠 二代    【生】  【歿】  【画系】清長門人  【作画期】文化~文政    鳥居を称す、山口氏、俗称善右衛門、初め住吉町に住し薬種業を営みしが、其の子に家業を譲りて二代    清忠と成る〟    △『東京掃苔録』(藤浪和子著・昭和十五年序)   「下谷区」玉林寺(谷中坂町五四)曹洞宗   〝鳥居清忠(画家)二世、本姓山口喜右衛門。薬種屋にて余技として清長に画を学ぶ。美人画を得意とな    す。嘉永三年三月三日歿。松山齢寿信士〟    △『増訂浮世絵』p228(藤懸静也著・雄山閣・昭和二十一年(1946)刊)   〝清忠二世    二世は清長の門人。三世は二世清忠の男である。二世は通称山口善右衛門といひ、住吉町で薬種屋を営    んだ。(中略)二世清忠の絵は清長の風趣を得て、清麗見るべきものがある〟