Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ きよ 喜世(代)浮世絵師名一覧
(歌川国清二代か)
   ☆ 安政元年(嘉永七年・1854)    ◯「合巻年表」〔目録DB〕(安政元年刊)    一楽画(見返しの画工担当)    『釈迦八相倭文庫』二十九編 歌川国貞画 見返し 一楽    万亭応賀作 上州屋重蔵板     『教草女房形気』  十三編 国貞画   見返し・袋 一楽画 京山老人作 山田屋庄兵衛板     〈この国貞は二代目。この一楽は歌川の門流、初代国貞の門人か。二代目歌川国清に一楽斎の号がある。また翌      二年刊『釈迦八相倭文庫』の見返しをみると国清画となっているので、この一楽と同人のような気もする。判      然としないが、参考までに載せた〉    ☆ 安政二年(1855)    ◯「合巻年表」〔東大〕(安政二年刊)    歌川国清画(見返し・袋の画工担当)    『釈迦八相倭文庫』三十二編 歌川国貞画  見返し 国清 万亭応賀作    『足利絹手染紫』  十六編 歌川国貞画  見返し 国清 袋 楽斎画 仙果作              十七編 一寿斎国貞画 袋   国清 松亭金水作      〈以下は確信はないが、国清と同人の可能性もあるので載せた。いずれも安政二年刊〉    一楽画(見返しの画工担当)    『釈迦八相倭文庫』三十編 一寿斎国貞画 見返し 一楽 万亭応賀作    『教草女房形気』 十四編 国貞画    見返し 一楽 京山    国喜世画(袋の画工担当)    『教草女房形気』 十五編 梅蝶楼国貞画 袋 国喜世 京山     〈袋の画工「国喜世」を国清と同人とみて載せた〉    喜世画(見返しの画工担当)    『釈迦八相倭文庫』三十一編 歌川国貞画 見返し 喜世 万亭応賀作             三十二編 歌川国貞画 見返し 喜世 万亭応賀作             三十三編 歌川国貞画 見返し 喜代 万亭応賀作    楽斎画(袋の画工担当)    『足利絹手染紫』十六編 歌川国貞画 見返し 国清画 袋 楽斎 仙果作    〈国清・国喜世・喜世・一楽・楽斎、すべて同人と思われるが、確証はない。参考までに載せた〉