◯『浮世絵師伝』p30(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)
〝喜楽斎
【生】 【歿】 【画系】 【作画期】天保
国芳風の肉筆美人画あり〟
◯『浮世絵年表』p236(漆山天童著・昭和九年(1934)刊)
「安政四年 丁巳」(1857)
〝此年、歌川芳豊と浮世喜楽斎といへる者の画ける『近世美談大川仁政録』あり〟
◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)
作品数:3点
画号他:喜楽斎しん猫・喜楽斎・喜楽斎麿丸(歌川国麿)
分 類:艶本3
成立年:嘉永年間(1点)
〈三作品とも艶本。「日本古典籍総合目録」は歌川国麿と同人とする。ただし『近世美談大川仁政録』の画工名は芳豊・
芳梅・長谷川貞信とあり、喜楽斎の名は見えない〉