エクセル実践塾 > 特集「条件式の考え方」

COUNTIF関数を使って、祝祭日や休業日のリストと、日付を照合する

 

あらかじめ祝祭日や休業日のリストを用意し、COUNTIF関数で日付との照合を行います

不定期に訪れる祝祭日や休業日は、あらかじめ別表として用意しておきます。その日付を年月日で入力しておき、カレンダーの日付と照合します。

日付の照合は、COUNTIF関数を使って行います。該当するものがあれば1が得られ、そうでない場合には0となります。

1はTRUEに、0はFALSEに相当するので、この数式はそのまま条件式(論理式)として用いることができます。

 

 

 

 

この表では、「月」に年月日で日付が入力されていて、「日」と「曜日」はそれを参照しています。

あらかじめ用意する祝祭日リストの日付は、シリアル値として認識される年月日で入力します。

カレンダー側の日付も、シリアル値として認識される年月日で入力します。

 

COUNTIF関数を使って、祝祭日リストの中に、カレンダーの日付があるか否かを確認します。

祝祭日リストに日付があれば、1が表示されます。

 

左の作例のカレンダーでは、「月」に年月日の日付が入力されていて、表示形式で月のみの表示にしてあります。

「日」と「曜日」は、「月」を参照していて、表示形式でそれぞれ日のみ、曜日のみの表示にしています。

この表では、「月」に年月日で日付が入力されていて、「日」と「曜日」はそれを参照しています。

あらかじめ用意する休業日リストの日付は、シリアル値として認識される年月日で入力します。

カレンダー側の日付も、シリアル値として認識される年月日で入力します。

 

COUNTIF関数を使って、休業日リストの中に、カレンダーの日付があるか否かを確認します。

休業日リストに日付があれば、1が表示されます。

 

左の作例のカレンダーでは、「月」に年月日の日付が入力されていて、表示形式で月のみの表示にしてあります。

「日」と「曜日」は、「月」を参照していて、表示形式でそれぞれ日のみ、曜日のみの表示にしています。

 

 

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