エクセル実践塾 > 特集「条件式の考え方」

同じ数字が2つずつ並ぶ、変則的な連番を入力する

 

偶数行で始まるか、奇数行で始まるか、に応じて、ISEVENとISODDの関数を使い分けます

ROW関数は、次のように使うと、そのセルの行番号を取得することになります。

ROW()

このROW関数と、ISEVENISODDの関数を組み合わせれば、そのセルが偶数行か 奇数行かを判定できます。

「同じ数字が2つずつ並ぶ、変則的な連番」は、つまりは偶数行か奇数行で連番としてのカウントアップを行うということなので、それを条件にしてIF関数で実現します。

 

 

 

 

 

@偶数行に連番の初期値を入力する場合には、左のようなISEVEN関数を使ったIF関数式にします

 

 

AフィルハンドルでIF関数式をコピーすると、その範囲に「同じ数字が2つずつ並ぶ、変則的な連番」が入力されます

 

B奇数行に連番の初期値を入力する場合には、左のようなISODD関数を使ったIF関数式にします

 

CフィルハンドルでIF関数式をコピーすると、その範囲に「同じ数字が2つずつ並ぶ、変則的な連番」が入力されます

 

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