エクセル実践塾 > 特集「条件式の考え方」

特定の日を含む、前後3日間を強調する

 

比較する日付との差を絶対値で求めて、それがシリアル値3以内となるものを、条件付き書式の条件式とします

日付の実体であるシリアル値は、「1900/1/0 0:00」を0とする数値です。シリアル値の1は1日に相当し、日付のシリアル値は、「1900/1/0 0:00」からの経過日数となります。

そのため、日付同士の減算(引き算)は、その間の日数が、正もしくは負の整数で求められることになります。

 

 

 

 

@あらかじめ特定日をセルに入力しておき、そのセル範囲に名前をつけておきます

【参考】 あとから見てもわかりやすいVLOOKUP関数式にしたい

A条件付き書式を適用するセル範囲を選択します

B「ホーム」タブから「条件付き書式」→「新しいルール」を選びます

C「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、画面のようなPRODUCT関数による数式を数式欄に入力します

@で付けた名前は、F3キーを押すことで一覧から選択入力できます。

その名前で表される複数の日付で、A列の日付から減算し、その差が絶対値で3以内となるセルを強調します。

【参考】日数はシリアル値の減算で求める

【参考】論理値は、加算できる

D適当な「書式」を設定して「OK」ボタンをクリックすると、該当するA列のセルが強調表示されます

 

 

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