2010年8月15日 13:30開演
8月29日 13:30開演
9月11日 12:30開演
ミュージカル『 エリザベート 』
於 帝国劇場 


ようやく3人のトートが出揃いました(ワタシ的に)。
なので、語ってみたいと思います。いろいろ。

ですが、昨日の私のツイートぶりでも分かるように、
いま現在、私の心の多くは、城田トートに占められてます(笑)。
かなり城田トート贔屓な感想になることが予想されますが、
寛大なお心でご容赦ください。
…もしかして、今日の石井ゆかりさんの占いにあったのはこれか! スゴイ!
えへ、皆さんのご理解を期待してます☆

ていうか、本当に良かった! 城田トート!!
多方面から「城田くんいいよー!!」とは聞いていたけれど、
ここまでとは…!!!!!(*>_<*)

■トート■
【キャスト】
8月15日 → 山口祐一郎
8月29日 → 石丸幹二
9月11日 → 城田優

舞台は総合芸術なんだということを、改めて実感しました。
目で観、耳で聞き、心で感じる。
三位一体となってこそ、舞台なのだと。

…なんてゴタクを並べるより簡潔に言おう。
ビジュアル第一!
ビジュアル第一主義!!!

だって本当に格好良かったのよう、城田トート。
ついったでも呟いたけど、
「あさこちゃんゴメン、今度観るから!」と心の中で言い訳をしつつ
トート閣下にオペラグラスを向けたこと幾数多。
スタイルの良さはもちろんのこと、
立ち姿であったり表情であったりが美しく、
その表情の変化をオペラで追いたくなるのです。
トートとシシィが対峙して離れているときなど、
どちらも観たいがために結局オペラを外してみたりも。

そして、そうやってトートの姿を追うことで、
トートのあり方もやっぱり見えるじゃないですか。
3人とも振付そのものも違うんだけど、
なんていうか、とても若々しい、思春期なトートでした。
昔、春野サンのトートにも同じようなことを書いたけど(爆)、
オサちゃんトートの視界90°思春期トートとはまた違う、
若いからこその傲岸さのあふれたトート、だったのです。
甲子園出場校の4番でピッチャー、みたいな(!?)、
( いや、腰の低い4番ピッチャーくんがいたらゴメンナサイ)

てか、態度ワルイよね☆
戴冠式のあとのパレードで馬車を操るときの、あの座り方。
反り返るような。足も前の台に乗っけちゃうような。
「気に入らねー」っていう態度アリアリ。
また、ドクトルゼーブルガーが
ベッドの上に寝ころんだときには
「なにふて寝してるの!」と面白くなりました(*^ ^*)。

でも、基本的に3人のトートの中で
一番シンプルで正当派なんだと思う。
タカラヅカ的、というか。
歌い方から立ち位置から。

私、今回初めて、シシィが刺されて天空でトートと向き合い、
最後にシシィが
「♪わたーしだーけにーーー!」と歌うときに、
まるで『ジョジョの奇妙な冒険』におけるスタンドのように
トートが同じポーズで後ろに控えて
「♪俺だけにーーーー!」と歌っていることを知りました。
もしかしたら城田トートバージョンなのかもだけど。
…でもこれって、
あさこちゃんが目指してる
「トートはエリザベートが生み出した存在」そのものじゃない?(*>_<*)

抱きしめるとあさこちゃんがすっぽり包まれるその大きさも、
お姫サマ抱っこも本当に素敵だけど、
そしてシシィに対して
「あたしだったら木から落ちたところで死んどくわ」と思ったけど(笑)、
でも実は私、
何よりその、トートとしての存在の仕方に一番惹かれたのでした。

…でもそれって、やっぱりビジュアルが良くて
「オペラで観たい!」と思わせるからこそ、
そこまで感じることができるんだよね…。

正直なことを言っていいですか。
私、やっぱり初日の「お前を取って食う」がトラウマになったのか、
石丸トートは、もう笑いが先に立ってしまうためオペラで観ることができず、
観終わったあと
「ああ、DVDであさこトートを久しぶりに観ようかな」と思ってしまってたの(^ ^;;。
確かに歌は上手いと思うけれど、
なんか「イヤらしくしよう!」という気概ばかりが見えて…。
最後通告のシーンで、
シシィの羽根ペンを舐めている姿を見てしまったときには、
「もう…無理…(>_<)」と思ってしまいました(>_<)。
ファンの皆さま、ごめんなさい。

山祐トートは…10年でこんなに変わるんだな、と思った次第(>_<)。
冒頭の「♪てん…しの…あいは…見せかけ…」のため息混じりっぷりに、
まずびっくりしました。
昔(私が観ていた頃)は、それこそ正当派なトートだったのに!
作り込んで作り込んで熟成させて…こうなった! のか!!
やっぱり面白さが先に立ってしまったですよ。
ルドルフを追い詰めるときにはたくさん踊っていて、
「最後のダンスでは踊らなかったのに、ジャンプした! 閣下、ノッてきた!」
と思ったりとか☆ 
でも、やっぱり天性の品の良さがあって、
それは良かったな。
ラストのキスも、
あさこちゃんが顔を真上に向けてぎゅーー!!って伸び上がってるみたいで
可愛かったし(*^ ^*)。

…というわけで、
今後の自分の観劇スケジュールを観たら、
もうあと1回しか城田トートを観る機会がないことが分かったので、
とりあえずぶー会にキャンセル待ち(観られるといいな!)と、
もう一度、朝海×城田の回を押さえてしまいました(笑)。えへへ。


■ルキーニ:高嶋政宏(「高」ははしごだからしいけど、表示されないのでこちらで)

そうなんだよね、東宝エリザベートではルキーニが二番手なのよね。
「ミルク」のシーンに閣下も出てこないし
(別件だけど初日、あさこ閣下の「Sou!」を思い出して一人笑いした…(>_<))、
活躍の場がタカラヅカ版より多いのよね。

彼も、山祐トートと同じ感想になるんだけど、
なんていうかもう様式美?
歌舞伎的な様式美、を感じました。
ものの言い回しとか。
エリザベート初見の人には、一瞬聞き取りにくいんじゃとも思えるくらい(^ ^;;、
節の入った言い回しで。

でも、プログラムを見ていると、
小池先生が彼にとても信頼を置いているのが見えます。
ある意味、このカンパニーの真の座長だよね。


■フランツ:石川禅

初日のレポでも書いたように、お見合いのあたりの若々しさはやっぱりご無理が…(>_<)。
それでも初日より、髪型を変えたのか何なのか、
2回目、3回目の観劇の時には「ああ、若くなった!」と喜んでいたけど、
やっぱりトートが若いと、それよりは若くなくて…(爆)。ホントすみません。

でも、年を取ってきてからは本当に良かった。
彼の苦悩であったりもよく見えたし。
「夜のボート」の
「♪一度私の目で見てくれたなら」の、
出会ったときから今に至るまで結局変わらない二人のすれ違いが胸に来ました(T_T)。
(どうでもいいツッコミをしてもいい?
どうしてここでシシィ、最初、日傘を差してるの? 夜なのに!(爆))

あと「悪夢」のシーンも本当に良かった。
彼が心からシシィを愛している強さにギュギュっとなった。
(昨日はトート視点で見ていたため、あまりそちらに感情移入できずゴメンナサイ(爆))。


■ゾフィー
【キャスト】
初日を覗き、昨日まで観た3回とも寿ひずる

かりんちょさん(杜けあき)が初日以降、どのように変わっているかは分からないけれど、
寿ひずるさんのゾフィーはやっぱり重々しくていいね。
「古い人」「古い考え方」の、確固とした信念が見える。

そぎ落としてシンプルに演じたいとOGナビだったかで語っていらしたけど、
でも本当にそうなってて、
ゾフィーとして国を、息子を、孫を愛していた。
それが時代であったり、相手に対してであったりに、
本当に沿っていたかどうかは別の話なんだけど。


■ルドルフ
【キャスト】
8月15日、29日 → 田代万里生
9月11日    → 伊礼彼方

こっそり言うと、実は万里生ちゃんは得意じゃないんだけど(^ ^;;、
でも今回のルドルフは今のところ伊礼くんより万里生ちゃんに軍配が上がるかな。
ルドルフらしい、線の細さ、
子ども時代「ひ弱」と言われて育った線の細さとして。

伊礼くんは以前『アイーダ』を観たときの、
堂々たる男らしさ、男前さがイメージにあるのが災いしてるのかもしれないけれど(^ ^;;、
とりあえずお母上に向かって「ママ」」と呼ぶ人に思えなかった(爆)。
そんな、そんな大の男がママの手にすがらないでー! みたいな(>_<)。
いや、あなたならちゃんと父皇帝との対立にも対峙できるでしょう、みたいな。

そういう意味では、万里生ちゃんのほうが
ママの手にすがっても違和感ないのかも(褒め言葉か?)。
警察?に捕まって、「ルドルフ…ハプス、ブルク!(>_<)」と目をつぶるシーン
(まさしくこの絵文字のように)も、
「ああん、もうボクだめーー!」みたいな(褒め言葉か?)。

ちなみにこのシーンの伊礼くんは
「ルドルフ………ハプスブルク…」と観念したように肩を落とすのです。
役作りの違いって面白いね!


■マックス公爵:村井国夫

すみません、初日、村井国夫さんだと思っていませんでした(>_<)。

でもパパもいいよねえ。
フランツとシシィが寝室に行くのを最後まで見守る姿とか。
というか、パパと相対するシシィがいい(爆)。

最近、詩を書こうとしてるシシィがパパと語り合うシーンの最初、
「♪…パパなのね…」に泣かされます。

そして、あの不協和音を歌ってみたくて楽譜を買ったのに、
メロディラインしか載っていなくてがっかりした(T_T)。
自分で和音から探し出すしかないか。

それから彼は、フィナーレで出てくるときにいつも照れて出てくるのがいい☆


■その他のキャスト

いつも目に行くのは南海まりちゃん☆ かーわいーいー。
フランツ、へレネで良かったじゃん、と思うよ今回も(笑)。
ホント、あそこでへレネを選んでたら、フランツももっと幸せだったろうに(>_<)。
あと、マダムヴォルフのシーンでも彼女を観てます。
やっぱり、タカラヅカ出身の人って、独特の品があるんだよね。

それから、プログラムを見てもよく分からないんだけど、
『ミュージック・マン』のときに出ていた、すごく豪快な女の子が
親戚の女の子にいると思うんだよね(>_<)。


■シシィ
【キャスト】
3回とも瀬奈じゅん。
スミマセン。でも一度、コムちゃんのも行くことになった!
(実は城田くんが主目的だけど (>_<))

初日から毎回観るたびに思うんだけど、
やっぱりこれだけ感情移入してしまうのは、私がファンだからなのかな。

「キッチュ」でルキーニが
「♪知りたいことと違うだろう」と
スイス銀行口座の話だったりエゴイストだぜと言ってみたりするのに対して、
今までって
「いや、本当に知りたくなかったよ」と思ってたんだけど、
今回、「外面的なことだけを追っていくパパラッチ的にはそう見えるんだろうね」と、
そのマスコミ(?)的なゴシップの作り方に対して反発し、
シシィの味方をしたくなるの。

今回のエリザベートを観ていて、
ある意味一番今までと自分の視点が違うのがそのシーンなんだけど、
それって私が大人になったのか、
それとも瀬奈じゅんファンだからなのか、なんだろうと思っていて。
その違いが面白いなあと思うのです。

とりあえず、こんなところで。
また、書きたくなったら書きます(*^ ^*)。

fin