神保町 昼食ニュース

2009年4月号

2009年4月7日記

菜の花とホタルイカ

お茶の水小学校の桜
(写真をクリックすると大きい写真が見られます
。)


 今年の桜は,早めに咲いたがその後寒くなって長持ちし,4月上旬に満開となった。
 昔ほどではないが,神保町でも新入社員の集団が,少しは見られた。

◆ 初 訪 問

 11月に「本日臨時休業します」という貼り紙を出して真っ暗なままだった「丸太小屋離れ」(小川町 3-9;→参照)の場所に,3月3日,「四季茶坊」(五十通り;小川町 3-9)が開店した。前と同じく,中華の店である。
 昼の定食は「麻婆豆腐+五目炒飯」「マーラー担々麺+半チャーハン」など7種あって \800(ひとつだけ\780)だが,曜日ごとにひとつだけ\100引きになっている。開店翌日「客引き」に呼び込まれて入り,食べたのは「海鮮野菜たんめん+半チャーハン」で,味はなかなか,量はかなり多かった。

 ある日小川町で靖国通りの南側から北側を眺めてみたところ,新しい店が2つできているのに気づいた。まずは,ラーメンの「西麻布 どぎゃん」(小川町3-2)。開店は去年のうちらしい。1階カウンターは12席だが,地下1階40席と書いてあり,ラーメン屋にしては大きい。
 メニューはラーメン\750,タンメン\850,チャーシューメン\950で,それぞれ味噌,塩,しょうゆがある(なぜか,しょうゆのみ,タンメンでなく「野菜そば」となっている)。味噌が看板商品らしいが,名前につられてしょうゆの「野菜そば」を食べた。麺は太め,チャーシューは丸形で,さすがに野菜たっぷり。量は多すぎなくて中高年にはよかった。

 翌日,同じビルの右側の「龍盛菜館<小川町店>」に行った。川崎に本店があるとのことで,「本格」を名乗っている。1階はカウンターとテーブル,ほかに2階がある。
 昼食は,「おすすめ」が,(1)担々麺・半チャーハン \890 (2)ネギ入りそば・半チャーハン \890 (3)ラーメン・半エビ入りチャーハン \850,「日替わりおすすめ」(4)ラーメン・半麻婆丼 \890 (5)にんにくの芽と豚肉炒め \780 というラインナップだが,他の定食もあるらしい。食べたのは(5)で,質量ともに立派だった。

 いつも行列のラーメン「二郎」の向かいのつけ麺の店「ちょうなん」(神保町2-2)に,「2/10に閉店しました」という貼り紙が出ていることに,3月になって気づいた。まあまあ人が入っているように思ったのだが。
 その場所に,3月25日ごろ,ラーメンの「用心棒」という店が開店した。入ってみたのは4月になってからで,入り口に食券の販売機があり,席はカウンターのみ。ラーメン \680,豚ラーメン \830,得のせ \980,トッピングは味玉・チーズ 各\100,大盛り +\100 というメニュー。
 できあがる直前に「3番さん,にんにくどうしますか」と聞かれた(カウンターにはそのために番号が「明示」されている)。ニンニクはスライスかすり下ろしかと聞いたら,すり下ろしと言うので「少し入れて」と言ったのだけれど,実際に入っていたのはみじん切りだった。注文したのは豚ラーメンで,厚さ1cm もあるゆで豚が4枚も入っているのだが,その上に野菜の山が高さ10cmの円錐形をなして盛り上がっている。この山を少しずつくずしながらしばらく食べないと麺までたどりつけない。やっと麺まで到達してみると,麺は太く,やたら量が多い。結局,麺の一部は残してしまった。

◆その他の動き

 靖国通りのスタバ脇の路地を抜けた右側の角にある「ビストロ亭」が3月27日で閉店し,改装工事中。和食居酒屋になるとのこと。

 すずらん通りの中程,「マキャベリの食卓」に春らしいメニュー「菜の花とホタルイカのスパゲティ」があった(→写真)。

 =====3月28日,ブログ別館「フォト日記――神保町の3月」を掲出しました====


previous
to lunch sampoto lunch mokujito cover