2006年7月2日記
試営業 本日から
|
|
|
| （写真をクリックすると大きい写真が出ます） |
すずらん通り中ほどの北側，駐車場のビルが取り壊され，ぽかんとした空間ができた。隣の建物の横腹やその向こうが見えるのは今だけの景色である（右の写真）。裏の小路までいっぱいの土地なので容積率も高いとみえて，12階建てのビルになるらしい。すずらん通りでは久しぶりの大きな工事である。
靖国通り沿いでは，例の５軒長屋のうちの３軒の跡地のビルの建築が進み，鉄骨がかなり高くなった。
前号で「工事中」と書いた「<中国創菜酒坊> 新味園 <神保町店>」（三井ビル北側；神保町1-37 南西隅の白いビルの地下；「康楽」向かい）が，6月12日ごろ，「本日から試営業 ランチバイキング 24日まで \980→\880」という貼り紙（写真右下）を出して開店した。「試営業」という言葉は初めて見た。貼り紙は，翌日以降もずっと「本日から」となっていた。
その週の内に行ってみた。個室中心の店で，狭い廊下に料理を並べたバイキングである。その日は，おかず５品（麻婆ナス，エビチリ，鶏肉とジャガイモのカレー味，もやし炒め，青菜炒め），鶏唐揚げ，ゆで餃子，生野菜（レタス）／炒飯，焼きそば，コーンスープ／デザート（杏仁豆腐），コーヒーといったラインナップで，かなりきちんとした内容だった。全体に狭苦しい感じなのが，やむを得ないこととはいえ，残念。
博多ラーメンの「福のれん」が店名と内装を変更して「由○」として６月１日ごろ開店した。錦町店も駿河台店（という店名かどうか知らないが）も同時である。のれん・ロゴは従来の赤から黄色になった。
６日ごろ錦町店（錦町2-4付近）に行ってみた。メニューはあまり変わっていないが，ランチセットは，高菜ごはん，明太ごはん，チャーシューごはんなどと麺を自由に組み合わせることができる。
以下は，少し前に開店した店への初訪問で，まず，靖国通りのスタバ左脇の路地を入った右側，定食の「橋」の並びのビルの３階のイタリアン「CHEB CAFE」。ランチはパスタ１種のみで \750（大盛りも同じ），飲み物付き \900で，行った日は牛肉とルッコラのトマト味スパゲティだった。
すぐ脇で料理が出入りするカウンター端の席だったので，「ばたばたしてすみません」とコーヒーをサービスしてくれた。それはありがたかったが，料理を出す順序が乱れて，私より後にきた人３人に抜かれた。皆に同じものを出すのだから，順序が変わる理由はない。１人客はこういうところが気になる。
その隣のをもう少し北へ行った左側の同じくイタリアン，「Agio Diner」に行ってみた。 白く明るい店で，なんとなくオジサンは入りにくい感じがしていたが，入ってみると中年男も多かった。厨房は若い男，外回りは年配の男で，父子なのかもしれない。
ランチは５種で，その日は，リガトーニ，オムライス，パスタ３種（リガトーニもパスタだと思うのだが），飲み物付き750〜950円。ツナとコーンのリガトーニ・アラビアータ（\850）を食べ，特に変わったところはないが立派な仕上がりだった。
靖国通りの小川町２丁目，平和堂靴店が紳士服のチェーン店になった。「ミ ミレレレ ド ラ ミ」というメロディで店名をいうコマーシャルの店である。その脇の通りを私は勝手に平和堂通りと呼んでいたのだが，その通りを入ってすぐ右に曲がったところに，フォー（ベトナム麺）の店「TRIP」というのを見つけて入ってみた。前は「たんぽぽ」という定食屋があったあたりである。あまりベトナム的ではない落ち着いた雰囲気で，カウンターもあるのがよい。
ランチは，鶏のフォー，生春巻，鶏丼などとその組み合わせで，飲み物セット，デザートセットなどもある。行った日の「今週のフォー」である黒ごま担々フォーと鶏丼のセット（\950）を食べた。鶏丼はコリアンダーの入ったタレで適度にエスニック，質・量ともに充実していた。
小川町と反対側，神保町３丁目に久しぶりに出かけ，靖国通りと平行する路地にある「嘉門」（神保町3-1か）に入った。昼は「玄人好みの定食」を1000円で出していて，その日の内容は，とん汁，じぶ煮，豆腐。年配の人が一人でやっていた。地味で落ち着ける感じの小さな居酒屋で，こんどは夜行ってみたい。
先月，わけのわからない「閉店」のことを書いた「つけそば 北かま」（錦華通りを北へ進んだ左側）は，６月中旬，営業を再開した。さっそく行列ができていた。
同じく先月書いた白山通りのカレーの「Ｃ＆Ｃ」があった場所には，６月末，カウンターの洋食の店が開店した。
すずらん通り，内山書店となりの角にあったサンドイッチ等の店が５月ごろ閉店し，工事が行われている。どうやらファミレスの「ガスト」の系列の店になるらしい。
／
／
／