神保町 昼食ニュース

2002年4月号

2002年3月30日記
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早すぎた春

東棟近況
(3月25日)
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西棟近況
(3月25日)

 3月下旬の共立女子大,専修大などの卒業式の日には,はかまやスーツの若者が神保町にあふれていた。カラフル,というと聞こえはいいが,珍妙な色・柄の着物も多い。
 来週には真新しいスーツの新入社員が登場するわけだが,このご時世,町にあふれるという状況にはならないだろう。

 昨年4月号には「思いがけず早く桜が咲いた」「28日にはちょっと見には満開」などと書いたが,今年はそれより10日ぐらい早かった。自宅近くの小学校では,25日に満開の桜に見守られて卒業式があった。

 神保町1丁目再開発ビルの東棟は22階あたりの鉄骨を組み立て中である。

◆ 初訪問

 千代田通りのドトールとエーパンの間の道を東へ少し行った左側に,旭川ラーメンの「山頭火」ができた。改装は早く終わっていたのに開店が3月なのはなぜかと思ったら,店名にちなんで3月10日を「グランド・オープン」の日としたかったためらしい(実際には7日からメニュー限定で営業していた)。恵比寿が発祥の地で,かなりの人気チェーンである。
 開店後何度も通りかかったがいつも大行列で,外に行列がなくても店内で地下へ向かって行列ができていて,油断がならない。それでやむを得ず,夕方に行ってみた。店内はけっこう広く,最初だからか,店員が1階だけで8人いた。
 食べたのはしょうゆラーメン,それほどしつこくなくて,しかもしっかりしたスープだ。ちょっとぬるめなのはマイナス点。口径の小さい丼だが,比較的ずんどうなので量はかなりある。ラーメンとしてはやや高い(\800)こともあり,長時間並ぶ気はしないが,もう1回,こんどは塩ラーメンを食べてみよう。

 これもチェーン店の「カレーの王様」の神保町店が,3月6日に開店した。白山通りを水道橋方向へ3分の1ぐらい行った右側である。「C & C」「CoCo 壱番屋」などと似た感じで,ご飯の量を選択でき,トッピングもいろいろある。

 これより先2月下旬に,「Veloce」が,ランチョンの脇の通りへ入ってすぐの左側にできた。これまで飲食店ではなかったビルである。このあたりの今ふうのカフェは,そこらじゅうにあるドトールを別格にしても,Tully's,Curie などがあるし,小川町1丁目にはスタバもあり,かなりの激戦になっている。一方で,伝統的な「喫茶店」も何とかがんばっているのが神保町らしいところか。

◆ 閉 店

 錦華通りを北へ少し行って左に入ったところにあったラーメン店「ピカ一」が2月末に閉店した。「勝浦(千葉県)に移転しました」という貼り紙が出ている。(小川町にあった「ピカ一」とは別)


 →「神保町1丁目南地区再開発」問題 ミニ・リンク集


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