◆テン場前の淵からスタート。イワナの反応は良い。ここぞというポイントでは必ず反応がある。
・・・しかし針掛りまで至らない。どうしたことか!?

◆反応はあるが見切られる・・・という状況がしばらく続き、(今日もボーズか・・・)との不安がよぎった瞬間、隊長の竿が曲がった!!『釣れたー!』の声も聞こえる。なんとか二連続ボーズは免れたようだ。

◆その後もう一尾追加し、本日の釣りを終える。やはり焚火には魚が無ければ盛り上がりに欠けると言うものだ。

金作谷下の美しい滝
上の黒ビンガ
上の黒ビンガ
広大な河原歩き
水深は股下まであるが、川底が
はっきり見えるほど水は澄んでいる
9月12日 晴れ 東沢出合〜金作谷

◆AM7:00テン場を出発。想像していたほどの寒さはない。真っ青な空と、澄んだ川の流れが気持ちをほぐしてくれる。
今日の目的地は『金作谷』。いくつもの難所を越えねばならず、時間の余裕は無い。景色を楽しみつつ朝靄の中を前進して行く。

◆しばらく進むと大淵が現れた。『口元ノタル沢』出合の難所だ。
奥黒部ヒュッテのオヤジの助言は、『へつれるだけへつった後、飛び込め!』(笑)

◆ライフジャケットとゴーグルを装着し、まずは右岸側を泳いで進み壁をへつるが敗退。次に左岸側をへつり突破を試みるが、こちらもあえなく敗退。不本意ではあるが左岸側の巻き道を登る。

早くもオヤジの忠告を無視する結果に・・・。無事に『上ノ廊下』を制覇出来るのか、今さらながら不安がよぎる。

◆この後もいくつかの難所が現れ、その度に泳ぎやスクラム渡渉、ザイル渡渉を強いられるがギリギリの状態で何とか突破していく。

・・・と今になって気付いたが、写真としては難所で苦労している図の方が面白みがあるのだが、難所ゆえに写真など撮る余裕など無い。パートナーが流心で苦しんでいる時に、のん気にカメラなど構えていては緊張感が無さ過ぎるにも程がある。・・・しかし、例えパートナーに怒鳴られようと、我々はあえてカメラを向けるべきだったのだ!

難所の写真が無い!
  

こ・・・これでは『黒部って楽勝なんぢゃねーの?』と思われてしまうではないか!?(TT)/

まぁ、いまさら言ってもしょうがない。しばらく黒部川の景観をお楽しみ下さい。

渡渉を繰り返し、前進して行く

◆PM15:00ころ目的地『金作谷』右岸台地に到着。ツェルトを張り薪を集め夜に備える。

◆ここで雪渓を発見。バーボンに入れてオンザロック・・・も一瞬脳裏をよぎったが、残念ながらそんな状態ではない様だ。(笑)

◆全ての準備を整え、昨日のリベンジともなる釣りに向う。

戻る

<前へ
次へ>