2004/06/06
エンジンメンテナンスの基本と言えばオイル交換でしょう!もちろん今まで何度もXSのオイル交換をしてきました。ですが「今回はいいや・・・」みたいな感じでずっと後回しにしてきた事。オイルエレメント交換です。ワタクシがお付き合いさせてもらっているページワンで聞いたところXSのエレメントは現在多く使われている紙製のモノではなくメッシュ式なので洗浄すれば再使用が出来るとの事。確かに目の細かいメッシュなんですが永年がんばってもらったので今回は気持ちよく新品に交換しようと思います。それと、今回は合わせてエレメントと同じ素材を使っているオイルストレイナーも交換する事にしました。
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これが今回注文した部品です。
オイルエレメント
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256-13441-00
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オイルストレイナー
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256-13411-01
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ガスケット
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256-13414-10
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金額の明細をもらってくるのを忘れました・・・ので内訳が分かりませんが全部で約4800YENくらいでした。イタタタタッ。高くないっスカ?
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オイル交換なんかわざわざ解説するまでもないのでは・・・?って意見もあると思いますが、やったことがない人も、もちろんいるでしょうからなるべく丁寧にレポしてみます。
右が今回使った工具です。ソケットでは、10、21、27mmとヘックスの5mm。それとラチェットですね。あとはガスケットを剥がすスクレイパーにカバーを外すのにプラハンとこじったりするマイナスドライバー。カバーのオイル汚れを落とすのに真鍮ブラシなんかもあったらいいかな。写
真を撮り忘れましたがオイルストーン(研ぎ石)もあると便利です。
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オイルエレメントの交換(エンジンの写
真で緑丸の部分)
5mmのヘックスを使用し2本ボルトを緩めるとオイルエレメントが見えます。そのエレメントの中心をボルトでとめてありますので21mmのソケットで緩めて下さい。これでエレメントは外れます。
逆の手順で取り付けて下さい。
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汚ねぇーーーーーっ!
これが外したエレメントです。確かにメッシュなんで洗えば問題ないですね。でもヒダの間に鉄の切子みたいなのがたくさん挟まってました。鉄粉なら分かるんですが・・・。
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オイルの抜き取りとストレイナーの交換
まず緑丸の部分ですがこれがドレンボルトです。2つあります。27mmのソケットで緩めます。大きいからなかなかもってないかな?モンキーでもちゃんとかければ大丈夫です。
緑角の部分のカバーを外すとストレイナーが出てきます。10mmソケットで6本のボルトを緩めます。カバーは張り付いていますのでプラハンで叩いたり、マイナスドライバーなどでこじったりしてみましょう。傷を付けないように注意して下さい。
しかしエンジンの下側オイル漏れで汚いな・・・。
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オイル受けは今まで普通
のプラスティックの箱を使っていたのですがアストロでこれを買ってからオイル交換がちょっと楽になりました。抜いた廃油をペール缶
に溜めて一杯になったら処理してるのですが、ペール缶に移す時にオイルこぼれたりしてうっとーしかったんですよね。これならノズルが付いてるから快適! |
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これが外しストレイナーです。カバーにボルトでとめてあります。10mmのソケットで3本緩めて下さい。ストレイナーには磁石が2つ付いていてそこには鉄粉がベッタリ。「ヘドロみたいなのが付いてました!」なんてレポートもありましたので一度点検する事をお勧めします。
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外した所を覗いてみるとクランクなんかが見えます。おおぉー!なんかちょっと嬉しい。(笑)
紙のガスケットが張り付いていますからスクレイパーでしっかりと剥がして下さい。これが一番大変な作業かな?カバー側の方はまだしも、エンジン側の方はバイクの横に寝転がっての作業になりますので・・・首が鍛えられます。(笑)スクレイパーでガリガリやったらオイルストーンでアルミの表面
を整えてあげましょう。
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しっかりと脱脂をしてから新しいガスメットを挟んでカバーを締め付けて下さい。ドレンボルトの締め付けを確認してオイルを適量
入れます。エンジンを暖気したらオイル量をチェック。オッケーなら終了です。
おつかれさまでした。
ちなみに、ワタクシのXSはオイルパンを外すのにマフラーを外す作業がココに追加されました。
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