2004/03/29
オートバイ全体の雰囲気を大きく左右するカスタムと考えるとやはりペイントでしょう。ワタクシもカスタム当初から、いやXSを実際に手に入れるずっと前から「この色はどーかなぁー?」とか「このグラフィックはナカナカだぞ」などなど・・・いろいろ思案をしていました。
しかし実際は何年もの間タンクとフェンダーの色はバラバラでした。ペイントの重要性は分っていたが何故手を付けなかったか?それはペイントが重要だと分っていたからです。
分ったようで分らない説明ですね・・・。(笑)
簡単に言うと今後タンクを交換したかったからって事と、カスタム中にペイントを決めてしまうとその後のパーツチョイスやスタイリングに影響が大きくなってしまうからです。そんな訳でブラとパンツが色違いみたいなカッチョ悪い感じだったんですが一つアイデアが浮かんだんで実行してみました。
コンセプトは「50年代のアメリカ ソルトレイクでスピードトライアルに青春をかけるプライベイター エンジンに情熱のほとんどを傾けボディーはストリップ的軽量化のみ」ってな感じです。さぁ、やってみましょう!
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今回塗るのはタンクとサイドカバーとリヤフェンダーです。
左…こんな時の為に買っておいたサイドカバー
右…外したノーマルタンク
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まず剥離剤でペイントを剥がします。純正のペイントってメーカーがお金かけて下地処理してるから軽く表面を整えて塗ってしまう方法もありですよね。今回はこのタンクのペイントが純正かも判断付かなかったので剥がします。
しかしこの地球に優しい剥離剤は威力が弱いなぁー・・・。
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とりあえずこんな感じまでスクレッパーやペーパーなどを駆使して剥がしたのですが、ちょっとめんどーになって来たんで終了。塗っちゃいます。オイオイ・・・。
あっ!いつもはちゃんと剥がしますよ。下地をしっかり処理しないと余計その後に手間ですから。しかし今回の塗装はある意味特種?なのでこの程度で・・・。
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なんとこれで塗ります!
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錆び止めのハケ塗りです!
さすがにこの赤錆色を選ぶ人はいないでしょう。プライマーだとグレーとかブラックはポピュラーですけどね。それにタンクをハケでは塗らないですよね。あえてシンナーを少なめにしてハケのムラが出るようにしてみました。クゥー、ワイルド!
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同じようにサイドカバーとフェンダーも塗り、乾燥させてフィッティング。グワァー、思ったよりも暑苦しいなぁー。カッコワルイ。まぁ、でもカスタム中だゾッ!って雰囲気はでました・・・よね?耐油性、耐光性などがナシに等しいのでそれが味に繋がるか!?まぁ、とりあえず今言える事は・・・
コンセプトの言葉に自分で酔い過ぎた感は否めません・・・。
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